2024年よく聴いた・出会った音楽
家主/田中ヤコブ
今年は3回も家主のライブに行けた。しかもそのうち1回は渋谷ラママの2列目で観ることができた。家主繋がりで友人もできて嬉しい。
SCRIPT/MOON CHILD (ササキオサム)
鬼レンチャンのおもしろおじさん化しているササキオサム氏だが、彼の才能はとんでもない。名曲がたくさん。
COALTAR OF THE DEEPERS
いろんな音楽を聴いていて、それが作品に色濃くアウトプットできるなんてなんて凄いんだろう。
BURGER NUDS
サブスク解禁されたのでよく聴いていた。いい曲が多いし、いまだに彼らからの影響を語るバンドマンが多いのも納得だ。
スピッツ
定期的に来る、スピッツばかり聴くターム。kindleでスピッツの本を買ったこともあり、レコーディングの裏側を知った上で聴くとまた違った味わいがあった。
口ロロ
ファンファーレというアルバムをよく聴いていた。バンド形態のアルバムで、すごくポップスとしてしっかりした曲が来たと思ったら、ラップしまくりヒップホップ曲が来て、さらに打ち込みの「朝の光」という曲も入っていて、そのバラエティー豊かな感じが最高だった。僕はこういう色んなジャンルの曲が入ってるアルバム好きです。
said
1stアルバムが出て、ワンマンにも行った。高校生の頃よく聴いていたので今でも活動してくれてるのが嬉しいし、パフォーマンスも最高だった。
トリプルファイヤー
待ち望んだ新譜がようやくリリース。とんでもない内容だった。緻密なグルーヴと独特な世界観の歌詞。前作からの長いスパンも納得だった。
ZAZEN BOYS
武道館公演に行った。長時間のライブ。とてつもなかった。みんな酒を飲んでいたので、途中でトイレに行く人がたくさんいたし、休憩時間のトイレ行列がエグくて結局入れなかった。その後ライブ中に行った。なんというか、そのくらい観客も他のライブとは少し違う雰囲気だった。でも俺の隣は40代くらいの夫婦?だったし、反対は大学生?の親子で、その客層の幅広さも印象深かった。
dip
東芝期がサブスク解禁。以前からおすすめされており、ちょくちょくCDを集め始めていた頃の解禁だった。痺れるサウンド。
CQ
サウンドが超いい。ギターの厚みとドラムの鳴りがかっこよくてたまらん。
せだい
フルアルバムが出ましたが、これが最高だった。ボーカルの声質がかっこいい。
ニャホ
1人で音楽を作っているので、こういうソロプロジェクトは尚更興味が湧く。サポートが豪華で、ニャホ氏の追及するサウンドを余すことなく表現できるメンバーによる音楽だと感じた。なんというか、そういう仲間がいてとても羨ましい。
カーネーション
アルバムの多さからどれから聴けばいいのかわからず、しばらく後回しにしていたが、「LIVING/LOVINGがお好みかもしれませんよ」と言われたので聴いてみたらとても素晴らしかった。メロがキャッチーだけど、シンプル目のサウンドで今の自分が作りたい音楽に近い印象だった。他のアルバムも来年は聴いてみようと思う。
番外編 Mrs. GREEN APPLE
あまりにもしつこく勧めてくる人が周囲にいたので、聴いてみた。意外と悪くないと思った。初期はまだボーカルの人が高校生だったということで、その才能に驚かされたし、サウンドも結構鋭角でかっこいい。近年は自分たちのやりたいことと、ポップスとしての純度を追及している部分と、ファンやクライアントから求められているものにどう答えるか、それをよく考えて音楽を作っているんだなぁと感じた。ライブもすごくお金を掛けているようで、一種のエンターテインメントショーを作りあげようとしているのではないだろうか。正直、好みじゃなくて微妙な曲もあったし、歌詞の世界観がキラキラしていて、自分みたいな暗い人種には向いてない曲もあったけど、彼らの暗さみたいなものにクローズアップしたダークな曲もいくつかあって、それは好みだった。なぜかやたらと叩かれがちだが、そこまで悪くはないだと、と思う。