45歳定年制を46歳が考えてみた。
サントリーの社長が45歳定年制を発言して物議を醸してますが、既に45歳を過ぎてしまってる私が思った事。
「会社が必要な人材としているか、いらないか一旦、区切れる年齢を45歳にしませんか?」
と、言われてるような気がしました。
コロナで勤務形態が変わり、いかに短時間で効率良く結果が出せるか、いかに柔軟な考え方で新たな方向性を見い出せるか、
リモートや時短勤務で、今まで以上に個人の能力の差が現れた為に経営側が警鐘を鳴らしたんではないかと考えます。
子供の頃、親戚のおばさんに言われたことがあります。
「とりあえず大学を出ておけば課長にはなれるから」と、
確かに、大企業、中小企業含め、40代で課長クラスに昇進してる人は多いです。
自分たちが就職した20数年前はまだ年功序列、終身雇用の考え方の会社は多かった。
サボることなく、普通に20年働いていれば昇進はして役職が付きました。
でも、そういう方が一番「45歳定年制」に引っかかるんだと思います。
給料もそこそこ良いですからね。
そこのラインから外れてる40代の社員は人事異動、配置転換で徐々に会社のメインから外されていくのです。
そして、会社は早期退職という、ちょっと良さげな言葉遣いで辞めていただこうと促すんですね。
退職金を増額しても、そのまま会社にいて給料を払い続ける額よりはるかに安く付きますから。
だから40代はもっと社内営業をして、何とか会社に残してもらおうと努力しよう!
何とか65歳までしがみついてやる。
ではなく、
会社に依存をせずに自分の生き方をもう一度新入社員になったつもりで考え直そう!
というふうに考えを改めないといけないと思います。
のほほんと暮らしてれば、会社に残ったとしても50代でどんどん給料下がっていく恐れもあります。
だから、我々40代半ばの人間も諦めずにどんどんチャレンジしていくべきです。
20代、30代の方は45歳までに自分のスキル
さをどんどん高め、それに見合う会社にどんどん転職していくべき。
会社に期待するのではなく、会社を利用していくべきなんだと思います。
逆にそういう人材を会社側も求めているんでしょう。
これから就職する人も、現在勤めてる人も、1つの会社に納まるのではなく、転職ありきで自分のスキルを磨かないといけないのでしょう。
サッカー選手が実績を上げて、次々と強豪チームに移籍するみたいに。
若い人にはある意味、夢があって羨ましい限りです。
今の40代には非常に酷な時代になりましたが、とうとうこんな時代になってしまいましたか。
って感じですね、まだまだ自分が目指す人間にはなれてませんが前向きにコツコツ頑張っていきましょ。何歳になっても日々勉強です。