Flex Capital|スタートアップ向け資金調達情報をnoteで発信します。
Flex Capital 広報 です。我々はスタートアップ向けにRBF(将来債権譲渡)、ベンチャーデットなどの新たな融資サービスを提供しています。
「どういう企業、どういうケースでベンチャーデットを活用すべきなのか?」「ベンチャーデットを活用している企業はどういう背景で活用を決めたのか」などを今後このnoteで発信していこうと思います。
Flex Capitalとは?
Flex Capitalは、既存の金融機関が提供できていないスペースを埋める、スタートアップ向けの資金調達サービスです。
スタートアップは先行投資期間で赤字の企業が多く、銀行融資では思うように調達ができない会社がほとんどです。そのため、多くのスタートアップがエクイティ調達のみに依存しています。
エクイティ調達は、急成長を志向するスタートアップの主たる調達手段ではあるものの、「株式の希薄化」「調達までに多くの労力がかかる」ことや資本コストなど考慮すべきことも多くあります。
単純にどの選択肢が良い悪いではなく、我々はスタートアップも多様な資金調達手段を持っておくべきだと考えています。
Flex Capitalでは、スタートアップへの新しい資金調達手段として、各社の状況やニーズに合わせた複数の融資プロダクトを提供しています。
具体的には、
シード・アーリースタートアップ向けの「Revenue Based Finance(RBF)」
ミドル・レイタースタートアップ向け「ベンチャーデット」
を提供しています。
日本のベンチャーデットの現状
最近、日本でもスタートアップによるデットでの大型調達に関するプレスリリースが配信されることが増え、以前と比べてスタートアップがデットを活用することは一般的になってきました。
それでも、日本においてはベンチャーデットはまだまだ黎明期と言えます。
ベンチャーデットの活用が進んでいる米国ではエクイティ投資金額に対して約10-20%のスタートアップ融資が毎年実行されていると言われています。
では日本はどうでしょうか?2021年のスタートアップへのエクイティ投資は約8,000億円であったと推定されています。
正確なデータは存在しませんが、2021年にエクイティ投資額に対して仮に17.0%となる1,360億円規模のベンチャーデットが実行されていたとは考えづらいと当社では感じています。
ただ、この現状は、スタートアップへの投資がより活性化することに伴ない、変わっていくと考えています。
岸田政権はスタートアップ投資額を2027年度までに10兆円とすることを目指すと掲げています。
今はまだ黎明期であるベンチャーデットも数年で1.7兆円規模まで拡大する余地が大きくあり、今後スタートアップの資金調達の手段が拡がっていくと考えています。
Noteでの発信の背景
今後拡がりが予測され、スタートアップに資金調達の新たな選択肢をもたらすベンチャーデットですが、多くのスタートアップと話す中で、
存在自体を知らない
自分たちが活用できると思っていない
活用方法をイメージできない
なんとなく良いイメージがない
など、認知の課題が大きいと感じました。
そこで、このnoteでは
(特にデットの)資金調達に役立つ情報
Flex Capitalを活用している企業が、どのような背景・戦略でベンチャーデットを活用しているのか?
などを発信していこうと思っています。
ベンチャーデットに関するご相談はこちらから
運営会社:株式会社Fivot
法人向け資金調達サービス:Flex Capital