双子の1日の流れ(双子子育てストーリーNo.20)
今日は赤ちゃんの1日のスケジュールについてご紹介します。
大切なのは、
・6~7時くらいに起き、夜は19~20時の間には寝る
・家庭の事情を踏まえつつ、スケジュールを決めてルーティーン化すること
です。では細かく見ていきましょう。
1.なぜスケジュールを決めてリズムを作ることが大切なのか?
そもそもなぜ1日のスケジュールをルーティーン化するのが大切なのか?
それは、
体内時計を一定に保つことで、ホルモンを分泌する内分泌系の機能や、自律神経系の機能が正常に働くから
です。
朝目覚めて光を浴びて食事をとると、体が起きたと認識して消化を促す機能が高まります。起床後14時間で眠たさを感じさせるメラトニンというホルモンが分泌され自然と眠たくなります。
また、日中稼働することで自律神経が「動」の働きをする交感神経優位になり、夕方になると「静」の働きとなる副交感神経が優位となるよう人の体はプログラミングされています。
もし1日のリズムが一定でなくバラバラだと、内分泌系や自律神経系の働きが阻害されて寝つきが悪い、早く目が覚めてしまう、胃がむかむかする、便秘などの症状が出てしまいます。
これは大人にあてはまる話で、私は赤ちゃんを対象とした研究をしっかり読んだことはありません。でも双子を育てているとこれらのことは赤ちゃんにも当てはまる!!と思えてなりません。
1日のスケジュールをルーティーン化してリズムをつくることで、
・赤ちゃんが決まった時間に寝つき、夜もぐっすり寝る
・朝も決まった時間にすっきりと起きる
・ウンチの出がよい、おおよそ決まった時間に出る
・朝からミルクの飲みがよい
このような効果を実感しています。もちろんルーティーン化だけが要因ではないでしょうが、リズムができること食事、睡眠、排せつが整ってくるのは大人と同じではないかと踏んでいます。
2.赤ちゃんの1日のスケジュール
それでは我が家の1日を見ていきましょう。
生後5、6か月くらいから夜中3時に起きなくなり8~10時間続けて寝るようになりました。
お昼寝は45分~3時間と日によってばらつきがあり、1人だけ全く寝ない、2人とも全く寝ないという日もあり私はなかなかハードでした。でも夜は2人ともぐっすりです。
また生後6か月で離乳食を始めてからは、1回食は10時30分に、2回食になると7時、11時に食べています。
とても大切なポイントは、
起床時間、散歩の時間、離乳食の時間、就寝時間をほぼ同じにする
ことです。こうすることでリズムが整ってきます。私は双子が退院した生後2か月~保育園に入る9ヶ月まで、毎日同じリズムを死守していました。おかげで子どもは快眠、快便、たべっぷりもよく健康に育っています。
もちろんイベントや親の事情でずれてしまうときはありますが、誤差30分くらいまでにとどめておくよう工夫するとよいでしょう。
赤ちゃんは健康に育ってほしい!とどの親も願いますよね。
食品の安全や素材にこだわったり、皮膚のために洋服の素材やボディケア用品にこだわるのも大切なことです。でも
まずは誰でも無料でできる、1日の生活リズムを整えることろから始めてみてはいかがでしょうか?
ちなみに授乳には30分~2時間かかっていますが、赤ちゃん目線で1日のリズムが分かるようあえてどのくらい時間がかかったかは書いていません。
お母さん目線の1日のスケジュールは別の記事でご紹介します。ホント大変です(涙)