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【必見!】出産前に手配しておいた方がよいサービスや支援(双子子育てストーリーNo.19)

怒涛の双子新生児との生活。

24時間中自分の時間は1時間(日中ではなくて、「24時間で」です)という日も当たり前で、絶え間なく続く授乳、おむつ替え、寝かしつけに体力、気力、記憶力も失われます。

そんな経験から、

こんなサービスやサポートを産前に用意しておくべきだった!!

という事前準備を強くおススメしたいことをご紹介します。
これまでに、赤ちゃん退院直後に必要な物品や、長く使える赤ちゃんのお世話グッズも書いているので併せてご覧ください。

0.大切だけど見落としがちな大前提

双子のお世話をしながらお母さんが生活をしていくには


最低大人3人必要です!!一時的にでも4人いると楽になる。


2人ではありませんよ。
1人は無理です。過労で倒れるか精神的に辛くなります。


赤ちゃん1人でも大人は3人必要、と言っている友人もいました。

赤ちゃんが同時に泣いたり、吐き戻しやウンチ漏らしなどハプニングがあると大人2人がつきっきりになる。生活していくには、食事、お風呂、トイレもしなくてはいけませんよね。だからもう1人必要なのです。

家族からの支援が得られず、やむを得ず夫婦2人でお世話を頑張っている方もたくさんいますが、何事もなく楽しく過ごせた!という人はまれで、どちらかもしくは両方が身体的・精神的に病む、夫婦の仲が険悪になるといったことが周りでも多く起きているようです。

そのため私は、

産前からソフト面での支援やサポート体制を整えておくことがとても重要

と考えています。具体的に説明しますね。

1.家族・親族からの支援

まず家族・親族でサポートをお願いできる人がいないか検討してみましょう。里帰り出産のように家族・親族の家に行くか、自宅に来てもらえないか可能性を考えてみましょう。

24時間絶え間なく赤ちゃんのお世話が続くので、できれば数日~数カ月の単位で滞在するかしてもらえるとよいでしょう。難しければ数時間でも構いません。お願いできないか相談してみてください。

でも家族にも都合があるし、家族と良好な関係が築けているわけでもなく難しいという方もいらっしゃるので無理強いはせずに。

ただし、家族のサポートだけでは不十分というのが私の意見です。

たとえこれまで仲が良く、遠慮なく赤ちゃんの世話を頼める関係であってもです。なぜなら、長期間にわたるエンドレスの双子育児の疲れ、ストレス、何か言いたくても話し合う気力も時間もない状況で、いつのまにか気持ちがすれ違い、些細なことで揉めたり、言い争ったりしてしまうのです。

実際に、私は母と大の仲良しなのですが、実家に滞在した3か月の間に何度も衝突し、一度はお互い感情垂れ流し、涙垂れ流しの波乱が起きました。

家族という閉鎖社会の中で完結しようとするには限界があります。

家庭訪問でも、客観的な情報でも、物理的・精神的支援でもよいのですが、外から来る第三者に風穴を開けてもらうことが大切なのです。

2.家事支援サービス

ではどんなサービスを利用したらよいかと聞かれたらまず真っ先に家事支援サービスをすすめます。とにかくお母さんは家事をする時間と体力は全くありません。人間として最低限必要なニーズである、食事、衛生もままなりません。

料理、掃除、洗濯なんでもよいので助けてほしいものをお願いしましょう。
そんなこと人にお願いしたことがない、人が家に入ってくるのは気が引けるなんて言っている場合ではありません。遠慮なく人にお願いする練習と思って手配してみましょう。

家事支援の割引や無償提供をしている自治体もありますのでお住いのエリアの母子支援の窓口に問い合わせてみましょう。民間ではタスカジ、Casyなどがありますね。

3.「双子育児を理解している」専門職による相談サービス

退院直後は初めてのことわからないことだらけ。特に授乳(ミルクの量、飲ませ方)、うんちやおしっこ、肌のトラブル、赤ちゃんの成長に関してはいつも気がかりで、少しでも時間があればスマホで情報検索する、そんな日々が続きます。

夜暗い部屋で、疲れ切った顔がスマホのブルーライトに照らされる様子を想像するだけでも怖いですね。でもそれが現実です。つかの間の空き時間をスマホ検索で奪われて睡眠や休憩に充てられない辛さは想像以上でした。

そのため、医師、助産師など相談先を確保しておくとよいでしょう。産院の産後サービス、東京都では助産師に無料相談、民間ではじょさんしonlineや個人で開業している助産師によるサービスもあるので産前からチェックしておきましょう。

ただその際に注意すべきはこちらの2点です。
・双子育児を経験しているもしくはよく理解しているか
・産後最低半年くらい相談できるだけの経験と知識はあるか

双子育児を良く知らない医療職も多いのが現状です。行政の保健師に相談した際によくわからないからと言って紹介されたのが私の双子ママ友達なんてこともありました。

また助産師の多くは病院で産まれた直後の赤ちゃんとお母さんのケアに携わっているので産後数カ月、半年先のケア方法まで必ずしも熟知しているわけではありません。

私は双子を育てた経験のある助産師という最強の友達がいて、毎日のようにラインで相談をしました。

「双子育児について詳しい方はいますか?産後半年くらいまで相談できますか?」と産前に尋ねてみましょう。

4.似た境遇の知人・友人とのネットワーク

最後は双子ママ友です。同じくらいの月例の双子がいるお母さんはもちろん、1歳・2歳と少し上のお子さんがいるお母さんと知り合いになっておくのがよいでしょう。

つらいよねー、ほんと毎日がんばってるよねーと励まし慰め合ったり、
こんなときどうしてますか?という問いには的確な答えが返ってきたり、
近所に住んでいれば地域の頼れるサービスを教えてもらえたりします。

共に戦う戦友がいるというのは心の支えになるものです。

行政主催の双子サークルや両親学級、民間によるプレママ向けのイベントなど色々出会う場はあると思います。

私の場合、近所を歩いていた時に双子を連れたお母さんを見かけて、妊娠6ヶ月の体で走って追いかけて声をかけたところから繋がりました。コロナのためイベントもなく知り合いが全くできなかったのでよい繋がりを得られて安心して出産を迎えることができました。

もし周りに相談できる双子ママがいない、こんな悩みや不安を聞いてほしい、という方は私も妊娠・育児相談サービス(セルフケアミニ講座つき)をしていますのでお気軽にご相談ください。

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