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双子ママの「モヤっ」との付き合い方

双子ワーママのMasumiです
スキ、フォローうれしいです

私の個人的な思考、見解なので有料記事としていましたが
アクセス数がとても多くニーズのある内容かもしれないと気づいたので
数日間限定で無料公開します(その後、有料200円に変更)

一度でもモヤっとしたことがある方の参考になればうれしいです

ときどきニュースやSNSで見かける双子ママの実情や本音

最近だと
某元スポーツ選手の双子ママが双子ベビーカーでバスに乗ろうとしたのに
バスが行ってしまって乗れずに悔しい思いをしたと
インスタグラムに載せて話題になっていました

双子を育てていると
社会、制度、人々の対応に対して
言いたくなることや主張したいことが山ほど出てくる

今日はそんな
双子ママのモヤにどう向き合い対処していくか
どうすれば双子もママもご機嫌で
社会がよくなっていくのか?

壮大なテーマですが綴っていきます



双子ママが日常の様々な場面で遭遇する
モヤっとした気持ち
痛いほどわかります!

私も
双子ママだというだけで
なんでこんな理不尽な思いをしなければいけないのか?
なぜ見て見ぬふりして誰も手を差し伸べてくれないのだろうか?
と涙したこともあります

でも

「不遇な思いをしている双子ママの私」を訴えたところで
それに響く人もいれば響かない人もいる
むしろ後者の方が多いかも

「で、どうしてあげたらよかったの?」

と聞かれることも多いので


そんな経験から
双子や双子ママにとって暮らしやすい世の中にするには
もっと理性的に建設的にモヤを昇華させなければならないのでは?

そんな風に考えています

1.事実と感情を分ける


事実を曲解して
怒り、悔しさを招いてしまうような解釈を勝手にしているだけ
ということがたくさんあります

特に、怒りや悔しいという感情は一瞬で心を支配するので
モヤモヤすることが起きた時、つい感情先行になりがちになってしまう

でも相手からするとそんなつもりはなかった
ということがたくさんあるのではないでしょうか?

例えば

産後3ヶ月健診で地域保健センターを訪れた際
眠さと疲れでギャン泣きする双子をあやしながら
2時間近く会場をオロオロしている私

ふと周りの視線を向けると
待合席でニコニコと談笑しながら交流する
お子さん1人のママたち

誰も助けてくれない

という悲しさ、虚しさ、疲労で涙がこぼれました

このエピソード
今思うとまさに事実と感情がごちゃごちゃになっていますよね

【事実】双子がギャン泣き、2時間ずっとあやしている
【感情】悲しい、むなしい、疲労感

「事実」と「感情」
この間に、私の
・誰も助けてくれない
・ほかのママと比べて自分はみじめ

という勝手な解釈が入っているのです


事実と感情は別物

これが頭の片隅にあるだけでも
モヤっとした感情が起こりにくくなります

2.その時、私は最善を尽くしたのか?と問う


双子ママの主なモヤっとの場面は

○○してくれなかった
○○できなかった
○○されて不快な思いをした

かと思います

これらの共通点わかりますか?

どれも「他人がやったこと」
もしくは「やらなかったこと」
が関係しています

では双子ママがモヤっとした感情を抱いたとき

○○してください
○○しないでください

と整然と要望を伝えられたでしょうか?

先ほどの私の例では
Noでした

つらい、みじめ、疲れた
という気持ちが先行していました


私の代わりに子供を抱っこしてほしい
水が飲みたいのでペットボトルをとってほしい

このように周りのスタッフに伝えればよかったのです

・やるべきことをやった
・いうべきことを言った

それでも理不尽な思いが解消されなければ
堂々とモヤっとしたと言えばよいと思います

でも


何もやらず、言わずのまま
自分の感情だけを爆発させたり発信するのは
フェアじゃないと思いませんか?

かつての私は感情爆発系で
たしかnoteにもこのエピソードを書いたくらいですが
今は冷静にこれでは何の解決にもならないと反省しています

3.相手は何もわかっていないという前提に立つ


双子ママのモヤっについての発信内容を見ると
双子や双子ファミリーへの理解が足りない

というトーンで書かれたものがとても多い印象です

でも

双子を育ててない人に
双子や双子ファミリーの実情を理解してもらうのって
無理じゃないでしょうか?

親戚が双子なので見聞きして想像できるとか
1日双子を預かってみた経験があるとか

そうでもしない限りどんなに想像力を膨らませても

どんな生活をしていて
どんな困難や苦労があって
どうすることが助けになるのか

なんて絶対わかりません

例えば介護経験のない私が
いつ終わるかもわからない介護をしながら
フルタイムで仕事をしながら子育てもする

その具体的な大変さを
推し量ることはできても理解することはできません


人は、自分が経験したことしかわからない

相手は何もわかっていないのだ
という前提にたって

困っていることや
助けてほしいことを
具体的にわかるように説明する努力を
双子ママももっとしていかないといけない

こういうプロセスを経て
初めて双子や双子ファミリーが住みやすい社会が
実現するのではないか?

そう考えています

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