ギリシャ海軍イドラ級海防戦艦1/700フルスクラッチビルド
「イドラ」1891~1930
「スペツァイ」1891~1931
「プサラ」1892~1932
…帆!そう、イドラ級は海防汽帆戦艦なのである(属性多いなオイ)。
…砲郭中段にむき出しで主砲搭載してる戦艦とか前代未聞だろ。
”中小海軍国主力艦””砲郭中段両舷主砲配置””汽帆””海防戦艦”…だから属性盛りすぎだよ!
フランス製なのでのちのリシュリュー級なんかへ続く容赦のない仏国面を感じなくもない(まあタンブルホームだとかジューヌ・エコールだとかこの時代のフランスも充分仏国面だけれど)。
イドラ級は17ノットの優秀艦であり、さすがに帆装は要らないと思ったのか1897年~1900年に帆装撤去檣短縮をしている。また艦首の10㎝砲は96~97年装備なのでこの姿を見られたのはわずかな期間、当然帆装時代は「イェロギオフ・アヴェロフ」は存在すらしなかった(のちに対トルコで共闘することになる。
模型化するために多数の小口径砲を省いている。
参考資料としては「橋本若路著,2022,海防戦艦ー設計・建造・運用 1872~1938ー,イカロス出版」315~319p
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