改正電気通信事業法 ブログ・アフィリエイトサイトでの対応と記載する内容
電気通信事業法が改正されるに伴って、何やら対応しなければならないようなしなくてもいいようなよく分からない状況が続いている。
総務省のおじいちゃん達が作ったわかりにくいルールを解釈して現場で運用するのは我々庶民の責任なので仕方がない。
法改正の内容はわかったが、じゃあ「ブログとかアフィサイトのような個人運営メディアは具体的に何したらええねん」というところがまだまとまってなかったので、僕個人の対応(暫定)を置いておく。
電気通信事業法の改正について
必要な措置は以下:
①次の事項について、利用者に通知し、又は利用者が容易に知り得る状態に置く(公表)
1.送信先となる事業者の氏名又は名称
2.送信される情報の内容
3.送信される情報の利用目的
②利用者の同意を取得する
③オプトアウト措置を講じる
・当社に送信される情報や利用目的等
結論:対応が必要かどうかの線引きも微妙だし、ポップアップだして利用者に同意をとるのも現実的ではない、とりあえず脳死で必要な内容を記載しておくのが無難
わかりやすい参考ページ:
ASP各社の対応
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)各社はどのような対応を望んでいるのか一部を確認してみる。
ADWAYS DEEE JANet(ジャネット)
メールでお知らせが届く。電気通信事業法の説明、及び総務省の情報を元に、公表内容を提示してくれた。
バリューコマース株式会社
メールでお知らせが来るが、総務省のコピペを送ってきたのみ。
総務省に丸投げするバリューコマースさん。
A8.net
スタッフブログにて電気通信事業法について情報発信。
A8は対応不要らしい。自社の状況をしっかり発信する姿勢は素晴らしい。
使用しているトラッキングの仕組みとかによって変わるんだろうけど、ASPなんで何十社もあるのでいちいち調べてられない。
ということで、やはり書けるものを記載しておくのが無難。
記載内容
ADWAYS DEEE さんが提示してくれたテンプレを元に、使っているASPを全部書いてしまうことにする。
送信内容・情報の利用目的はどこのサービスもほぼ同じなので共通でいいだろう。
電気通信事業法の改正に伴う記載内容(例):
1.送信先となる事業者の氏名又は名称
A8.net(エーハチネット)
ACCESSTRADE(アクセストレード)
Forthree, Inc.(株式会社フォースリー)
Zucks Affiliate (ザックスアフィリエイト)
ValueCommerce(バリューコマース)
afb(アフィビー)
Banner Bridge(バナーブリッジ)
Rentracks(レントラックス)
LinkShare(リンクシェア)
xmax(クロスマックス)
Leaffi(リーフィ)
felmat(フェルマ)
Amazonアソシエイト(アマゾンアソシエイト)
Google Adsense(グーグル・アドセンス)
AFro(アフロ)
Challenging Japan (チャレンジング・ジャパン)
GAME FEAT(ゲームフィート)
seed app(シードアップ)
2.送信される情報の内容
IPアドレス
ユーザーエージェント
クッキー情報
成果結果情報(広告成果毎の識別子)
3.送信される情報の利用目的
広告配信に係る成果計測
広告配信に係る不正防止
こんな感じでええやろ。あとは、メディア毎に使っているASPの名前を入れ替えるか、契約してるASPを全部網羅して、全サイトに同じものをコピペするかだ。
※本当はASP名でなく運営している企業名にしたかったところだけど、GPTに「調べられない」と言われてしまったので諦めた。
記載場所
記載する場所はいずれか。
プライバシーポリシーに追記
送信先一覧を記載したページを作成し、プライバシーポリシーやフッターなどからリンク
ページ増やすの嫌なので僕はプライバシーポリシーに追記してしまうことにした。
まとめ
総務大臣の子供時代のあだ名ぜったいアレ。
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