「頭のよさ」という呪縛からの解放
私は巷で言うところの、”受験”をしてきた人間で、学歴というフィルターで経歴をみても、多くの人は”まずまず”以上の評価をくれるのではないかと思う。それなりに勉強を頑張ってきたほうだと自分でも思うし、もともとのオツムも”悪くはない””。これまでの人生を振り返っても、学歴を聞かれて、恥ずかしい思いをしたこともなかった。
しかし、そんな私が自分の「頭のよさ」について自信があるかと問われたら、答えは「NO!」である。むしろ、自分の頭についてはコンプレックスの塊であり、今こうして「頭のよさ」なんて記事を書いている時点で、お察しのことだと思われる。困ったことに、「頭のよさ」についてコンプレックスを持っていながらプライドだけは、エベレスト級に高い。もう本当に高い。コンプレックスを隠すために、周りに対しては高圧的な態度をとってしまうことも、一度や二度のことではない。
自分の周りには、生まれ持ってハイスペックな演算処理装置と大容量ハードディスクを持ち合わせた恵まれた人が多くいた(そして、そのような人物は往々にして性格がよく、人格者である)。彼らは、もちろん努力家ではあったが、同じ努力をした際に周囲の人物よりも結果がでることを、あらかじめ知っているかのような余裕に満ちていた。私は彼らのような恵まれた人たちを見ると、無力感に打ちひしがられていた。
「頭のよさ」という出口の見えない暗闇のトンネルを長年さまよい続けていた私だが、(お得意の)人間観察と、ある”視点”を取り入れることで、暗闇の向こうに僅かでも光が見えるようになりました。長々となりましたが、今回は、私が経験から得た「頭の良さ」コンプレックス解消法をお伝えしていきたいと思っています。
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