自分を褒める、褒められたら喜ぶ
(↑ 夏の名残りのルリマツリ)
以前、ある講座に行った時のことです。
講座が終わって帰ろうとしていたら、
高齢の女性に、その人の知り合いと思われる方が
近寄ってきて、
その女性の来ているセーターを見て、
「とってもお似合い、素敵ですね」と
褒めたんですね。
それは、ちょっと複雑な模様の、とても明るい色の
セーターでした。
そうしたら、その高齢の女性の顔が輝いて、
にっこり笑って「ありがとう うれしいわ」と
おっしゃったんです。
その時のその女性の表情が、まるで少女のようで、
失礼ながら「可愛い♥」と思ってしまいました。
見ていて、気持よかったです。
歳を重ねていくと、特に日本人は褒められても、
喜びを表す前に、謙遜したり、
「そんなことないですよ」とか
「年なのに、ちょっと派手かしら」とか
余計なことを、言ってしまいがちですよね。
別のところで、ある人が、ある女性の内面的なことを、
褒めている場面を見たのですが、
褒められた女性は、心のどこかでは喜んでいる様子
なのですが、「うれしい」でも、
「ありがとう」でもなく、
「そうですか」という感じで、笑顔もなくて、
その場がしんみりなってしまいました。
その女性は、たぶん周りにいた他の人に対しての
気遣いがあったのかも?と思いますが、
なんだか、もったいないなと思いました。
素直に喜びを表現しないと、褒めてくれる人が
だんだんいなくなる気がします。
そうなると寂しいですよね。
万が一、相手がお世辞で言ったとしても、
明るく「ありがとう うれしい」と
言ってしまえば、こっちのもんです(^^
人に褒められたら、思いっきり素直に
喜びを表現して、
可愛いおばあちゃん(おじいちゃん)を
目指しましょうね。
褒められたら素直に喜ぶためには、やはり
普段から、自分で自分のことを褒める習慣を
持った方がいいのでは?と思います。
別に何ができるとか、できないとか、
そういう判断はいらなくて、
私たちは、ひとりひとりが、生きているだけで
十分に価値がある大事な存在なのですから。
あなたは今日、私の記事を読んでくれました。
それって、立派な人助けです。
どうぞ、ご自分を思いっきり褒めてください。
読んでくださって本当にありがとうございます。
今日も感謝して、喜びを数えて生きていきます。
ありがとうございました。