ふくよかな甘さの奥に
「ふくよかな甘さの奥にほのかな渋さを秘めている」
「香りの力 心のアロマテラピー」(春秋社)の中で、
著者の熊井明子さんが、
金木犀の香りを見事に表現しています。
我が家の金木犀が満開です。
他の方の記事でも満開ですね😊
桂花茶(gui4 hua1 cha2) を飲むために、
お花を摘みました。
人によって、喜びを感じることは様々ですが、
私はこの「花を摘む」という行為が好きなんだと
気づきました😊
一般的なハーブやバラもそうですが、
特に金木犀は香りが豊かなので、
摘んでいると、
喜びが胸の奥にふぁ~っとひろがります。
桂花茶の効能はここ(摘むところ)から
既にはじまっている感じがします。
桂花茶の薬効は、
抗酸化作用、美肌効果、動脈硬化予防、
リラックス効果・・・。
中国の昔のおひめさまも、
きっと飲んでいたに違いない桂花茶。
でも摘んだり、干したりするのは、
たぶん女官の仕事ですよね。
おひめさまでも女官でもなく、
摘むことも、干すことも、飲むこともできる、
現代の日本に生まれてきてよかったと、
わけのわからないことを思いながら
(たぶん中国歴史ドラマの影響(^_^;))
楽しい気分で摘み、そして
フレッシュハーブティーにしてみました。
昨年の記事にも少し書きましたが、
治療中、先生に教えていただいたのは、乾燥させて
使うということでしたが、私は毎年、
半分はフレッシュでいただきます。
色もきれいだし、なんとなく金木犀の精気を
いただける気がします。
ドライの方が良いのかもしれないけど・・(^_^;)
ポットの内側の茶こしを割ってしまったので、
めったに使わない陶器の茶こしを使ってみました。
二杯目をいただきながら気づいたこと。
それは、ほんとに
「ふくよかな甘さの奥にほのかな渋さを秘めている」。
秘めている「ほのかな渋さ」を見つけてしまった
ということです😊
熊井明子の表現力に惚れ惚れします。
熊井さん大好き♡
とにかく優しい気持ちになって、
とてもリラックスしました。
部屋の中も良い香りに包まれますし、
スイーツがいらないくらい大満足のティータイムでした。
最期まで読んで下さってありがとうございます。
みなさまも香りたかい素敵な週末になりますように♡