米大学部留学ブログ冬学期 Week1&2
1月18日(土)Vol 40
3年冬学期2週目。先週から授業が始まって、気づけばもう冬学期の5分の1が終わっていた。
冬休み中の出来事:
夏休みはずっとインターンをしていてバタバタしていたのに対して、冬休みは久しぶりにゆっくり過ごせて、友達と沢山遊んだり、箱根駅伝を見に行ったり、美味しいものを食べたりしてリフレッシュできた。
冬休み中に、仮に卒業後に帰国することになるなら(現実的にはその可能性が一番高そう)今貰っている内定先からどこに就職しようかずっと悩んでいた。どこも凄く魅力的に思えて、できることなら複数の企業に1日交代で働ければいいななんて思ったりもしたけど、もちろんそんなことはできない…
それぞれの社員の人たちと冬休み中に会って沢山お話を聞かせてもらったり、オフィスに行ったりして、沢山の要因を比べて自分なりに考えた結果、最終的に就職先を決めることができた。これから新しくご縁がある企業が現れるかもしれないし、まだ先のことは分からないけど、とりあえず今の選択肢からは1つに絞ることができた。
どの企業の社員の方々も全員真摯に対応してくれていたので、辞退するのがとても心苦しかった。少子高齢化で学生が売り手市場側に周り、内定を辞退することは頻繁に起こっているのかもしれないけれど、それぞれの企業の社員の方々が忙しい合間を縫って色々なことを客観的に教えてくれたり、良くない面も正直に話してくれたりしたので、内定をキープしたり、安易に辞退するのはとてもじゃないけどできないなと思った。
冬学期:
今学期は5科目(機械工学科の授業2つ、デザインの授業1つ、工学部の卒業条件を満たすための文系の授業2つ)取っていて、秋学期は工学部必修の授業ばかりだったのに比べて、今回は自分が興味のある科目を取っているのでモチベが高い。
機械工学科
ME340-2: 製造工程の実践で、 実際に金型を作って射出成形をし、10週間かけてオブジェを作る授業
ME 341: 最適化を学ぶ授業で、ものづくり関連でテーマを一つ決めてある工程をコードを書いて最適化する
デザイン
DSGN 308: プロダクトデザインの授業。チームごとに課題を見つけて、それに対して新しい商品を考えてプロトタイプを作る。
自分のポートフォリオに載せるプロジェクトを増やしたくてこの授業をとることにした
文系の授業
COMM_ST 227: コミュニケーション学科で、人間がどのようにテクノロジーと関わるかを心理的な視点で考える授業
COG_SCI 345: 認知科学学科の授業で、どのようにデータを使えば、説得力のあるプレゼンが作れるかを心理的な視点から考える
この5つの科目は、ものづくりの上流から下流までの工程に全部関連していて、授業を聞いていて面白い。ずっとこういう授業ばかり大学で取りたかった。
最近企業の社員さんたちに会って、大学は真剣に勉強できる最後の機会だよと言われてから、前よりもちゃんと授業を真面目に聞くようになった。試験を受けたらその次の日に忘れてしまうことが多いけれど、少しでも卒業しても覚えていられることを増やしたい。
昨日日本人会のイベントに行って餃子を作ったのだが、その時に先輩2人が話していた内容が「アメリカvs日本に住む方がいい」だった。結論は当然自分の住みたい方に住めばいいに落ち着いたのだが、ディベートみたいに議論が長い間白熱していた。この間、私はずっと参加をせずに聞いていたのだが、2人の、色んな視点で物事を考えて、瞬時に意見をまとめて言語化する能力の凄さに圧倒されていた。大学に入ってから、世間的なニュースを沢山読んで、こんなに深く考えたことが私にはあっただろうか。
最近の私は、自分の私生活と学業に関連することしか考えてなくて、世界の情勢に全然目を向けられてない。このままではまずいし、自分の考えたことを一気に沢山言語化する力が全然ないことに昨日気づけた気がした。
社会人になるまでにちゃんと日本語の本とニュースを読んで、自分の意見を瞬時にしっかり言語化できるようにしなきゃダメだな…こんなふらっと立ち寄ったイベントでこんなを気づかせてもらえて、とても良い勉強になった。
今学期の目標:
夏のインターン先を決める
院生が多い最適化の授業を絶対にドロップしない。
スタートアップに入ってマーケティングの経験を積む
大学のジムか部活に毎週行って運動する