見出し画像

知と食の循環

意外な場所でサーキュラーエコノミーを体験したので徒然なるままに。

週に1回程度はチェーン店、個人店問わず飲みに行く。「串カツ田中」は2か月に1回くらいは行くほどに好きなお店。とりあえずチンチロで田中の素サワーを注文してからスタートするのが恒例。

大衆居酒屋とはよくいったもので、面倒な個性や批判的思考を持たずに訪れ、酒が飲めるのならば都合がいい。脱・画一的な価値観や行動を持ち込んで酒を飲むには仕事が重すぎる。ニーチェは価値を創造することをせずに「超人」でない大衆を「群れ(Herde)」という概念で表現し、批判した。リラックスすることでアイデアが出やすい場所の「4B」をご存じだろうか。

  • 風呂(BATH)

  • バス(BUS)

  • 寝室(BED)

  • バー(BAR)

お酒を飲む場所、つまりバーがアイデアが出やすい場所4選に選ばれているにも関わらず、新しい価値観を出せない”大衆”の名がついている居酒屋とは皮肉なものである。ニーチェは串カツ田中を批判するだろうか。

さて、本題はサーキュラーエコノミーである。「串カツ田中」での会計を済ませようとすると、レジ付近に決済方法一覧の張り紙を見つけた。

決済方法に「メルペイ」があった。メルペイは、フリマアプリ『メルカリ』が提供するスマホ決済サービス。メルカリの利用者が、売上金を使って支払いやチャージを行える仕組みがユニークで注目されている決済サービスだ。

実は1週間ほど前に、本棚の整理をしようとして不要になった書籍を15冊ほどメルカリで売ったばかりであった。普段、メルカリでは買い物はせずに売る一方だったので、いつの間にかメルペイには、ほどほどの額が貯まっていた。店員さんにメルペイで支払うことを伝えるとスムーズに決済が完了した。

ここから先は

770字 / 2画像
ダイアグラム思想の世界観に浸りたい方はぜひ。メンバーシップに入ると読み放題になるのでお得です。

「図解思想家」髙野雄一の日常生活。図的な瞬間を徒然に切り取るエッセイみたいなもの。意味があったりなかったりする。週1~2回くらい更新します。

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?