【官能小説】奪われた自由の甘美な時間
あるSNSで、わたしは若い女の子と仲よくなった。
地元のグルメやおすすめスポットを紹介しあうグループに、その子はいた。
比較的中高年が多いそのグループでは、珍しい存在だった。
投稿やコメントを通じて交流するうちに、その子から友達申請が来た。
メッセンジャーでの丁寧な挨拶もあり、わたしたちは友達になった。
グループを離れて個人的にやり取りする中で、わたしはその子に訊いてみた。
「僕みたいなおじさんでいいの?」
その子はこう答えてくれた。
「年上の人と交流するのが