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【詩】 ディープブルー




どこまでも沈んでいく。




深く。




深く。




宛てもなく。




深く。




僕は身を任せていた。




美しいものが手に入ると思っていたのか。




そんな自問が青に溶ける。




徐々に濃くなる色は黒と言っていいほどに深くなる。




僕はどこまでも沈む。




人生で幾度となく訪れる




そんなディープブルーを




僕は愛おしく思う。






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