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文章を書くこと

ここ4年ほど、企業ブログの代行という仕事をやっていたが、
この度、やっとひと段落した。

なので、
自分の考えを整理するために、
自分の文章力や表現力を磨くために、
noteをはじめることにした。


一番最初の投稿。何をテーマにしようかと考えたが
「文章を書くこと」をテーマにする。

私の職歴に「文章を書くこと」が登場したのは、
独身の頃にやっていた、求人広告の営業。

いい人を採用するために、
企業の社長や人事担当、お店の店長、そこで勤務しているスタッフさん…
そんな方たちから、
その企業・お店で働く魅力やどんな人を求めているのか
取材し、文章にする。

メインミッションは営業なのだが、
自分で広告を作成することもあった。

若かりし頃はまだまだ未熟で、
「原稿には間違いはない」と勝手に思い込み、
テキトーにゲラチェックをやっていたために、
ちょっとした誤字脱字から、
電話番号をミスるといったかなり大事になったこともあった。
(今考えても、当時の上司は大変だっただろうな・・・。)


妊娠をきっかけに退職したが、
その後も、
塾の教材の会社で編集アシスタントをやったり、
求人広告営業時代の同僚から、
企業ブログの代行の仕事を頼まれたりした。


現在は、
大学生の就職活動支援の一環で、
履歴書やエントリーシートの作成に関する相談や添削をやっている。


そう、
私は、人生の半分くらい
「文章を書くこと」と生きてきた。


と、言っても
履歴書に関しては学生本人が書くので
書いた内容が
どういったことを伝えたいのか、
このエピソードからどんな人物だと知ってほしいのか、
を、本人に聴いた上で
「より伝えるにはどうしたらいいか」を一緒に考えるメンターみたいな役割だと
私は思っているので、
「文章を書くこと」とは少し違う感じかもしれない。

しかし、
思えば、求人広告も企業ブログも
聞いた話をもとに

「どういった言葉を選んだら伝わるのか。」
「どう言った内容にしたら伝わるのか。」
「どういった表現にしたら伝わるのか。」

これを前提に文章を作ってきた。
そこには、自分の自由さはない。

「こんなことを伝えたい!」と言っている、企業の想いを綴ってきた。

そう考えると、
今も根本は変わっていないかもしれない。

学生が企業に
自分のことを知ってもらうツールである履歴書やエントリーシート。

「より伝わるようにするには?」を一緒に考える。


「企業の良さを求職者に伝えていた」のが、
「求職者の良さを企業に伝える」に変わったのだ。


私にとっての「文章を書く」とは
自分のためではなく、
「自分ではない誰か」の魅力を、
より伝えるには
どうしたらいいのかを考えるということだ。


自分のための文章ではないからこそ、
自分の文書力を磨く必要があるなと
ここ3年ほど考えてきた。


言葉選び、表現、日本語能力、
自分ではない誰かの文章を
「どうしたらより魅力的になるか」を考えるからこそ必要な能力だ。



noteをせっかく始めたのだ。
自分の考えや想いを、
書き連ね、
「自分のための文章を書くこと」を通して、
自分の文章力を鍛えたい。


今はまだ、拙い文章かもしれない。
「サラリと読める文章を書く。」
これが私の目標だ。

とりあえず、行きつけのカフェで、のんびり書きたいと思う。



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