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オスロ、ベルゲン1日で観光 地球に出会う旅⑦

オスロに到着した私たちツアー御一行9名様は、待っていたツアーバスにわらわらと乗り込んだ。
朝早くから起きて日の出を見ていた割に私も元気だ。
たぶん旅にも慣れてきてぐっすり眠れたからだと思う。

本日の予定は、ノルウェーのアーケシュフース城 フログネル公園、その後飛行機でベルゲンへ移動だ。
ベルゲンへ移動してからもブリッゲン地区の魚市場散策という行程が待っている。今日も盛りだくさんだ。

アーケシュフース城でアイホンのカメラで写真を撮りながら、ブラブラと添乗員さんについてゆく。

天気がよくて気持ちがいい。
アナと雪の女王のモデルになった城とのことだが、アニメを見ていないのでその辺の感動はない。
ただ、歴史のある建物を見るのは好きだ。
どこを切り取っても絵になるなあと思いながヘタクソな写真をパシパシ取る。

ツアーバスに戻る前に公衆トイレを教えてもらってみんなで並ぶ。
男性も女性も一列になって並ぶ。男性と女性は分かれていないらしい。
この公衆トイレが記憶に残る汚さだった。
聞けば無料のトイレは汚いところが多いらしい。

ノルウェーの街はとてもきれいで洗練されているのにどうしてなんだろう。
男女が分かれていないのも抵抗があった。


次に行った場所は、彫刻家のヴィーゲランの作品群があるフログネル公園。
広大な敷地を歩いてゆくと塔のようなモノリッテンがある。

モノリッテン

たくさんの人々が積み重なり天を目指す姿は聖なるものを目指すしてもがく人間の欲をあらわしているそうだ。 
人間がぐにゃぐにゃと混ざり合っている塔に、私は諸星大二郎の漫画「生物都市」を思い出してしまったよ。

その周りを人生のさまざまな姿を現したと言われている彫刻がずらっーーーと並んでいる。
生まれる前の子供からそして生まれてから老人になる、その過程がいろんな形で彫刻となっている。

おこりんぼうの男の子

この公園には有名な「おこりんぼうの男の子」がある。
この日の夕食の前に、高齢のご夫婦で参加していたご主人の方が、添乗員さんのちょっとしたミスに怒っていたので、私たちはひそかに「おこりんぼうのおじさん」と呼ぶことにした。

ツアー御一行様はオスロ空港へ。
ランチは搭乗時刻までに各自で摂ってくださいとのことなので、仲良くなった3人でカフェを物色。
朝、船の中でたっぷり食べたのでまだそんなにお腹がすいていなくて、私はクロワッサン1個とコーヒーにした。
これで、1600円くらい。
やっぱり北欧と円安はきついなあとぶつぶつ思う。

ベルゲンに着いたとたん空気はひんやりしていた。
8月中旬とは思えない。

観光地としても有名な魚市場へ行く。
色とりどりの建物が並んでる。
すでにコペンハーゲンのニューハウンで見ていたので「かわいい〜!」と言ったような新たな感動はなかった。

ひとつひとつの建物はお店になっていて、雑貨や土産物を売っていたりカフェになっている。
ノルディックセーターが一枚ほしいなと思っていたが、思ったより高くて手が出ず。

魚市場をひやかして回る。
氷の台の上に並べられて大きな魚、キャビアの瓶詰め、大きな鍋のパエリア。
テーブルや椅子があって、そこでわいわいと食べている人々。
買った魚を料理してもらってその場で食すこともできるそうだ。
市場はどこの国へ行っても賑やかで楽しい。
土産物屋をのぞくより、よっぽどこちらの方が見応えがある。

キャビアのビン詰めがあって、同じツアーの方が安いと喜んで買っていた。
私はキャビアにはあまり興味がないのでスルーだけど、海外旅行ではこういうちょっとしたお得がテンション上がるんだよね。

しかしここでもやはりトイレは超汚かった。

今晩泊まるホテルの部屋のテラス窓の向こうは中庭になっていて眺めがよかった。しかし部屋のテレビがつかずに、結局変えてもらうことにした。
ちょっと怖がりの私は、寝る前にテレビをつけておきたいのだ。

変えてもらった部屋は前のより広々していてよかったが。窓の向こうの景色は配送の倉庫のような場所でトラックが何台も並んでいた。眺めはあっちの方がよかった。
いつまでも明るい空になぐさめられる。

明日はとうとう今回の目的の地球に出会う旅だ。

ホテルの部屋からの眺め 20:30頃




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