フラフラミンゴ

旅についてのあれこれと雑記です。

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最近の記事

DFDS乗船! バルト海を渡ってノルウェーへ 地球に出会う旅 ノルウェー&コペンハーゲン⑤

コペンハーゲンでランチを終えたあと、私たちツアー一行はノルウェーのオスロへ移動すべく、大型客船DFDSへ乗船だ ツアーの日程表には「憧れのバルト海クルーズ」とある。 特に憧れてはいなかったが客船で一泊、寝ている間に移動できるのは助かる。 港では巨大なマンションのような船がでーんとかまえて私たちを待っている。 スーツケースを預けて乗船。 船内は華やかではないが、大型客船よろしくレストラン、カフェ、免税店、ジムなどなど揃っている。 私のお部屋は窓なしの内側キャビン。 海側キャ

    • コペンハーゲン急ぎ足観光 地球に出会う旅④ノルウェー&コペンハーゲン

      旅先で迎える初めての朝。ここはコペンハーゲンのホテル。 しっかり寝不足である。 時差のせいか、あんなに疲れていたはずなのにほとんど眠れなかった。 寝不足の体で今日は世界三大がっかりのひとつ「人魚姫の像」に会いに行く。 飛行時間13時間もかけてせっかく来たのだからがっかりでもなんでも見ておきたい。 バスの中で少し眠れるかと思ったが、あっという間に着いてしまったランゲルニエ埠頭。 さて、人魚姫の像。 ふむふむと見る。 思ったより小さいとか、像が設置されている場所の対岸が工場地

      • コペンハーゲンのスーパーマーケット 地球に出会う旅③(ノルウェー&コペンハーゲン)

        旅先でスーパーマーケットへ行くのは楽しい。 その国に暮らす人々の生活がかいま見れるし、商品のパッケージのデザインや見慣れない文字は外国に来た感満載でわくわくする。 慣れないレジでドキドキするのもたまらない。(ちなみに今回の旅行でセルフレジは見かけなかった) 私は海外で普段使いのコーヒーを買ってくるのが好き。 それからばらまき用のお土産も一気買いしたりする。 コペンハーゲンのホテルに到着後、ホテルのすぐそばの『Netto』というスーパーへ添乗員さんが希望者を募って連れて行っ

        • 地球に出会う旅② ノルウエー&コペンハーゲン ホテル編 

          私は超怖がり。 だからホテルにひとりで泊まるなんて、よほどのことがない限り無理。 真夜中、寝ているときにユーレイが出たらどうしよう。 いい年をしてこれである。 ベッドに入って明かりを消すと、どんどん想像は膨らんでいく。 部屋の電気が勝手についたらどうしよう。鏡になんか映ったらどうしよう。 窓の外から……。 やめよう。 だから国内旅行は日帰りのみ。宿泊を伴う旅はほぼ友達と一緒だ。 どうしてもひとりで行かなければならないときは、先に述べた理由で朝まで電気はつけっぱなし、テレ

        DFDS乗船! バルト海を渡ってノルウェーへ 地球に出会う旅 ノルウェー&コペンハーゲン⑤

          地球に出会う旅(大げさ)① ノルウエー&コペンハーゲン 飛行機編

          その頃私はとても疲れていた。 職場でも家でも毎日パソコンの前に座っていたし、アイホンは手放せない。 電磁波に体も脳も冒されている上に、見に映る風景はコンクリートとアスファルトばかりで息苦しい。職場の人間関係は楽しいけれど、それなりに気を遣って時々煩わしくなる時もある。 ひとりでぼーっとしたい。 体に溜まったエレクトリックなものを放出したい。 というわけで思い立った旅行先はノルウェーである。 ノルウェーと言えば、フィヨルドと山岳鉄道。 山岳鉄道に乗って車窓に飛び込んでくる

          地球に出会う旅(大げさ)① ノルウエー&コペンハーゲン 飛行機編

          ひとり旅のすすめ(一応女子・おばさん編)

          私くらいの年齢になると、友人と一緒に旅行に行けなくなる。 かつて何度も一緒に旅行に行っていた友人たちは、子供のことや介護のことでそうそう簡単には家を空けることができないお年頃だ。 一泊の国内旅行だってままならない。 旅行に行きたい。 国内なら単独でもなんとでもなるが、私が行きたいのは海外だ。 英語の話せない私にとって海外ひとり旅はかなりハードルが高い。 海外に到着してから、空港からホテルまでちゃんと行けるか。 タクシーでぼったくられないか。 そもそそもタクシーの運転手さん

          ひとり旅のすすめ(一応女子・おばさん編)

          青い鳥をつかまえる #上京のはなし

          かなこちゃんのお父さんは東京に出稼ぎに行っているからいつもいない。 盆と正月しか帰ってこない。 六つ年上の従姉妹は、中学を卒業すると集団就職で東京の縫製工場へ行った。 青森と東京をつなぐ急行津軽は、地元では出稼ぎ列車と呼ばれていた。 直角の青いシートにリクライニングはない。 弘前駅を夕方の四時過ぎに発車すると東京の上野駅に着くのは翌朝六時だ。 約十四時間かかる。 特急よりも安く鈍行を乗り継ぐよりも早い。 私は直角の青いシートに体を押し込めて東京へ向かっていた。 旅行カバン

          青い鳥をつかまえる #上京のはなし

          旅はめんどくさい。なのになぜまた旅に出たくなってしまうんだろう。

          旅が楽しいのは予約するまでだ。 まだ行ったことのない国、まだ見たことのない景色を求めてどこへ行こう考える。ツアー会社を選び、金額、日数、航空会社、ホテルのランク、周遊する観光地なんかを比較する。 この土地のおいしい物はなんだろう、お土産にはどんな物があるんだろう。 どんどん気持ちが盛り上がってくる。 言葉も文化も異なる国へ行って私は新しい発見をするのだ。 勢いのまま予約ボタンをポチッ。続けてクレカで支払い完了。 やっちまった。やっちまったよ、あたし。大丈夫か? ちゃんと

          旅はめんどくさい。なのになぜまた旅に出たくなってしまうんだろう。