弁護士ドットコムのCXOにも就任しました

弁護士ドットコムのCXOに就任しました。なお、noteのCXOも引き続き兼任いたします。つまりCXOをダブルで務めることになります。

弁護士ドットコムさんと僕の関係は10年ほど前に遡ります。クラウド・サインの立ち上げ時に、僕の属するTHE GUILD社でサイトUI設計をお手伝いさせていただきました。

当時、弁護士ドットコムチームと伴走しながら、THE GUILDでサポートを行いました。僕はサービスのUXやUIの設計アドバイザリ、UIコンセプトワイヤーを担当し、newqの瀬尾さんがサイト構築ディレクションを担当。そして、実際の画面デザインを担当した内山さんです。余談ですが内山さん、なんとその後SODA(スニーカーダンク)を創業されました。振り返ってみると、まさにゴールデンチームだったなと感じます。

その後、サービスそのものは我々チームの手を離れましたが、弁護士ドットコムさん・クラウドサインチームのみなさんの獅子奮迅の活躍により、目覚ましい成長を遂げました。僕らは立ち上げだけの関わりでしたが、ギルド初期の仕事であり、かなり思い入れのあるプロジェクトでした。

そんなご縁もあり、社長の元榮さんからお声がけをいただき、CXOとして新たに関わらせていただくことになりました。法律や弁護士、各種士業プロフェッショナルとユーザーのコミュニケーションを再設計し、よりアクセッシブルなリーガル体験を創出することで、クリエイターコミュニティにも新たな価値を提供できると考えています。

弁護士ドットコムでは、CXOとして複数のサービスの壁打ちや、PDCAの伴走、AIまわりのアドバイスなどをしていく予定です。

noteのCXOも引き続き兼任するため、今後は両社のシナジーを生み出す橋渡しができればと思っています。特に、noteが推進するクリエイターエコノミーの領域では、リーガルの視点が重要になる場面も多く、そこでの貢献も期待しています。

以下、会社としての見解ではなく、個人的な考えとなりますが、noteのミッションは『だれもが創作をはじめ、続けられるようにする』こと。そして、弁護士ドットコムのミッションは『「プロフェッショナル・テック」で、次の常識をつくる。』です。創作とリーガルの交差点に新たな常識を生み出すことで、クリエイターが安心して創作を続けられる環境を作ることができるはずです。たとえば、リーガルのプロフェッショナルとnoteクリエイターをつなぎ、クリエイターがより気軽に法的な知識やサポートにアクセスできる仕組みを整える。そんな未来を両社の力で実現できればと思っています。

引き続き、よろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!

深津 貴之 (fladdict)
いただいたサポートは、コロナでオフィスいけてないので、コロナあけにnoteチームにピザおごったり、サービス設計の参考書籍代にします。