「箱」と外向き思考(その1) はじめに
今回から、よりよい人間関係を築くとともに、組織やチームの成果を高めることができる考え方である「『箱』と外向き思考」について書いていきます。
「箱」についてご存知でしょうか?
お菓子の箱とか段ボール箱とか硯箱とかビックリ箱とかではなくて、人の心の状態を表す言葉です。アメリカの Arbinger Institute という機関が生み出した考え方で、今では世界中の国で、自己啓発や組織開発に用いられています。日本では、福岡に本社を構えているアービンジャー・インスティチュート・ジャパン株式会社が日本の総代理店としてセミナーやコンサルティングを提供しています。
弊社は、アービンジャー・インスティチュート・ジャパン株式会社の代理店として、その普及に努めています。
「箱」の考え方は以下の2冊で世に伝えられ、日本でも広く読まれています。
■ “Leadership and Self-Deception: Getting out of the Box”
(邦題:自分の小さな「箱」から脱出する方法)
■ ”The Anatomy of Peace“
(邦題:2日で人生が変わる「箱」の法則)
また、
■ “Outward Mindset”
(邦題:管理しない会社がうまくいくワケ)
という本では、箱の考え方を実際に適用した組織や個人の事例が数多く紹介されています。
私たちは人に対してなぜこうもイライラしてしまうのか?
妻や夫と喧嘩ばかりしてしまうのはなぜなのか?
周りの人たちが自分のことをもっと評価してくれないのはなぜなのか?
組織やチームのなかに派閥争いが生じてしまうのはなぜなのか?
部下やメンバーが指示待ちになってしまうのはなぜなのか?
会社の生産性をもっと高めるためにはどうしたらよいのだろうか?
このような疑問に、「箱」の考え方は答えてくれます。
これを知れば、目からウロコが落ちる思いがするはずです。
人間関係が改善し、イライラから解放され、今よりもっと幸せな日々を送れるようになります。
組織文化として導入すれば、仕事の生産性が高まり、お客さまへにお届けする商品やサービスの品質が向上し、もっと喜んでいただけるようになります。
いかがでしょうか?
知ってみたいと思いませんか?
少し長いシリーズになると思いますが、次回以降、少しずつ紹介していこうと思います。
次回は、「『箱』とは何か」について、もう少し詳しく書いてみます。お楽しみに!
株式会社F&Lアソシエイツ
代表取締役 大竹哲郎
https://www.fl-a.co.jp/