人と組織の応援カンパニー:株式会社F&Lアソシエイツ

人事コンサルティング、組織活性化、メンタルコーチングを専門とする会社です。誰もがイキイキ活躍できる組織や社会づくりを目指しています。人事制度、社員研修、チームビルディング、コーチングなど、お役に立てる情報を発信してまいります。 https://www.fl-a.co.jp/

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セルフ・メンタルコーチング(その20:最終回) タイムライン

今回は、未来を描いてそれを実現するための最強の手法である「タイムライン」について解説したいと思います。 メンタルコーチングの基本は、以下の3ステップです。 1 未来をありありと描く 2 現在の状況を確認する 3 現在と未来を結びつけるステップを描く 1と2の順番は逆でも構いません。 また、応用として過去の成功体験・失敗体験を活用することもあります。 いずれにしても、既成概念や思い込みを取り払いながら1と2と3を行うことが、未来を切り拓くために有効です。 本稿の「その2」

    • セルフ・メンタルコーチング(その19) 自己効力感の高め方:スモールステップ

      今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の7つめ、「スモールステップ」について紹介します。 私たちは、自分で気がつかないうちに、自分自身で自己効力感を下げてしまう傾向があります。その一つの大きな要因が、「大きすぎる目標や計画を立ててしまう傾向」です。 何かに挑戦しようとする時、私たちはどうしても壮大な目標や計画を立てたくなってしまいます。 たとえばランニングを始める時に、「毎日必ず10km走る」とか。 たとえば英語の勉強を始める時に、「毎日必ず1時間勉強する」とか。

      • セルフ・メンタルコーチング(その18) 自己効力感の高め方:成長実感

        今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の6つめ、「成長実感」について紹介します。 本稿の「その12:7つのアプローチ」に書いたとおり、自己効力感の高め方として一般に言われているのは前回までの5つ、すなわち、 1 直接達成体験(過去の成功体験を活用する) 2 代理体験(他者の成功体験を活用する) 3 言語的説得(他者からの応援の言葉を活用する) 4 生理的・情緒的喚起(体調や気分を盛り上げる) 5 想像的体験(未来のワクワクイメージを活用する) です。 今回ご紹介する「

        • セルフ・メンタルコーチング(その17) 自己効力感の高め方:想像的体験

          今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の5つめ、「想像的体験」について紹介します。 想像的体験とは、未来の成長・成功した自分の姿をありありと想像することです。それにより、達成意欲が沸き、そこに至る道筋が見えてきます。 想像する未来の姿は、なるべく具体的なほうが望ましいです。 「オリンピックに出場したい」という漠然とした未来よりも、実際にオリンピックに出場して、他国のライバルとしのぎを削り合い、観客の声援を浴びて、表彰台に立つ自分の姿を想像したほうが、ワクワクの度合い

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        • セルフ・メンタルコーチング
          20本
        • 「箱」と外向き思考
          30本
        • 人事制度づくりで大切なこと
          12本
        • 管理職・リーダーのためのコミュニケーション能力
          12本
        • 評価において大切なこと
          12本

        記事

          セルフ・メンタルコーチング(その16) 自己効力感の高め方:生理的・情緒的喚起

          今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の4つめ、「生理的・情緒的喚起」について紹介します。 生理的・情緒的喚起とは、体の状態や気分を整えることで自己効力感を高めるということです。 想像してみてください。 朝から頭痛がしているとき、体が重く感じるとき、気持ちが沈んでいるとき、何かにイライラしているとき、仕事の成果を上げることができるような気がするでしょうか? 体の不調や気分の落ち込みは、自信を奪い、何かに挑戦する気持ちを萎えさせてしまいます。 ですから、体調を整え、気

          セルフ・メンタルコーチング(その16) 自己効力感の高め方:生理的・情緒的喚起

          セルフ・メンタルコーチング(その15) 自己効力感の高め方:言語的説得

          今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の3つめ、「言語的説得」について紹介します。 言語的説得とは、文字どおり言葉によって「できる」と思わせることです。 主として他者からの言葉によって勇気づけられることを言いますが、これを自分自身に対して使うことも可能です。 もし、自分の子どもに自信を持たせたいなら、親がかけるべき言葉は 「お前ならできる」 「まだ可能性だらけだ」 という言葉です。 これがなかなかできない人が多いですよね。 たとえば子どもがテストで50点を取って来

          セルフ・メンタルコーチング(その15) 自己効力感の高め方:言語的説得

          セルフ・メンタルコーチング(その14) 自己効力感の高め方:代理体験

          今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の2つめ、「代理体験」について紹介します。 代理体験とは、他者の成功体験を見て「自分にもできるかも知れない」と捉えることです。 私自身が大学生だった時の話です。 私は一人旅が好きで、自転車で北海道を一周するなどの旅を行っていました。旅に関するいろいろな本を読み、「いつかは海外への一人旅に出てみたい」と思っていました。でも、私の中には「海外への一人旅はとてもたいへんなこと」、「簡単にできるわけがない」という思いがありました。 今と

          セルフ・メンタルコーチング(その14) 自己効力感の高め方:代理体験

          セルフ・メンタルコーチング(その13) 自己効力感の高め方:直接達成体験

          今回は、自己効力感を高めるための7つの方法の1つめ、「直接達成体験」について紹介します。 自分に自信がなくなりかけたり、困難を乗り越えられないのではないかと思ったりしたときには、ご自身が過去に何かを達成したことを思い出してみてください。 どんなに小さなことでも構いません。 子どもの頃に運動を頑張ったとか、 テストでいい点を取ることができたとか、 得意な科目で褒められたとか、 アルバイトで仕事を覚えてお金を稼いだとか、 就職に成功したとか、 初めての仕事で契約を獲得したと

          セルフ・メンタルコーチング(その13) 自己効力感の高め方:直接達成体験

          セルフ・メンタルコーチング(その12) 自己効力感の高め方:7つのアプローチ

          前回の記事で、自己効力感が高い人と低い人の違いを挙げ、自己効力感が高い人の方が成功する確率が高いということを書きました。 しかし、自己効力感が低い人に「自己効力感を高めろ」と言ったところで、高めることができるものではありません。また、自分自身で「自分はダメな人間だ」と思っている人が、それを改めてみようと思っても、「どうせダメだ」という思考が身についてしまっているとうまくいきません。 ではどうしたらよいのでしょうか? 実は「やり方」というものがあるのです。 自己効力感に関

          セルフ・メンタルコーチング(その12) 自己効力感の高め方:7つのアプローチ

          セルフ・メンタルコーチング(その11) 自己効力感の高め方:自己効力感とは

          仕事や生活での成果を高めてよりよい人生を送るためには、「自己効力感」が大切です。 自己効力感とは、 「自分はできる」 「自分には能力がある」 「自分は困難を克服できる」 「自分は役に立つ人間だ」 「自分は人から好かれる」 などなど、自分のことをポジティブに捉えて自分の可能性を感じることができている感覚のことです。 逆に自己効力感が低い人は、 「自分はダメなやつだ」 「自分には能力がない」 「自分は困難に弱い」 「自分は役立たずだ」 「自分は人から好かれない」 などなど、自

          セルフ・メンタルコーチング(その11) 自己効力感の高め方:自己効力感とは

          セルフ・メンタルコーチング(その10) 継続の秘訣:ハードルを下げる

          継続の秘訣についていろいろと書いてきましたが、今回で最後です。 最後にご紹介するのは、「ハードルを下げる」ということです。 続けようと思っても続けられない最大の原因は、その内容が自分にとって最初から「続けることが難しい」というハードルを伴っていることです。 ですから、逆にハードルを下げて続けやすい状態を作ることが継続の秘訣になります。 ハードルを下げるには、二つの方法があります。 一つ目は、続けようを思うことの程度を下げることです。 ランニングを例にとると、「毎日10

          セルフ・メンタルコーチング(その10) 継続の秘訣:ハードルを下げる

          セルフ・メンタルコーチング(その9) 継続の秘訣:ご褒美を用意する

          行動を継続することは、ある意味でストイックなことです。なので、どうしても「頑張る」という気持ちが出てしまい、楽しさや新鮮さが褪せていってしまいます。 そこで大切なのが、「ご褒美」を用意することです。 ある程度継続して、10日続いたら好きなものと買うとか、1ヶ月続いたら御馳走を食べるとか、そのような「ご褒美」を設定しておきます。 ランニングの場合は、マラソン大会に出ることが目標兼ご褒美になります。 市民マラソンに出場したことがある人はお分かりだと思いますが、マラソン大会は参

          セルフ・メンタルコーチング(その9) 継続の秘訣:ご褒美を用意する

          セルフ・メンタルコーチング(その8) 継続の秘訣:アクション・トリガー

          取り組んでいることがある程度継続できても、「今日はちょっと面倒くさいな」とか、「腰を上げるのが億劫だな」と思うことがあります。やったほうがよいと思ってはいるものの、動き始めることができないということはよくあります。 これは、人間が理性と感情の生き物だということです。 行動につなげるエネルギーは、理性より感情の方が大きいのです。ですから、理性で「やらなければならない」と考えるより、「やりたい」という感情の方が、行動のきっかけになりやすいのです。 逆に、感情は行動を止めてし

          セルフ・メンタルコーチング(その8) 継続の秘訣:アクション・トリガー

          セルフ・メンタルコーチング(その7) 継続の秘訣:仲間と取り組む

          高校生のとき、厳しい部活の練習から逃げずに取り組めたのは仲間がいたからでした。受験勉強も、刺激し合う友達やライバルがいたからやり切ることができました。 大人になっても同じです。 自分ひとりで頑張るより、仲間と一緒に取り組んだ方が継続のチャンスは広がります。 もちろん、個人の性格によって異なるので、一人で努力する方がいいという人はそのまま取り組んでいただければよいと思います。 私の場合、ランニングは一人で走る方が好きです。他人と待ち合わせとかは面倒くさいし、走るペースも違う

          セルフ・メンタルコーチング(その7) 継続の秘訣:仲間と取り組む

          セルフ・メンタルコーチング(その6) 継続の秘訣:発信する

          新しく始めたことをSNSなどで発信することも、継続の助けになります。 他人にとっては当たり前のことでも、自分にとってチャレンジングな経験だったら、それをどんどん発信しましょう。 SNSのよいところは他者からのフィードバックを容易に得ることができる点です。 「すごい!」 「頑張っている!」 「わかるわかる!」 などの称賛、応援、共感の言葉は、自分に自信を与え、仲間から見守られている感覚を得ることができます。 写真や実績を添えて発信するのも効果的です。やっているうちに、SNS

          セルフ・メンタルコーチング(その6) 継続の秘訣:発信する

          セルフ・メンタルコーチング(その5) 継続の秘訣:記録をつける

          よい習慣を継続するために、記録をつけることは効果的です。 ランニングを始めたとき、私はさっそく記録をつけ始めました。小さなノートを用意し、日付、走ったコースと距離、タイム、感想などをメモしました。はじめのうちは単に記録することが目的でしたが、ページが進むにつれ、白紙のページに記録を積み重ねることがモチベーションになっていることに気付きました。 当然ながら、同じ距離でもタイムが徐々に縮まってきます。そうすると、それが自信につながり、さらなる目標も生まれます。目標を先に書き、そ

          セルフ・メンタルコーチング(その5) 継続の秘訣:記録をつける