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「箱」と外向き思考(その18) 外内外の法則

よりよい人間関係を築くとともに、組織やチームの成果を高めることができる考え方である「『箱』と外向き思考」について書いています。

今回から、マインドセットを内向きから外向きに変えるために必要な「外内外の法則」について、何回かに分けて書いていきます。

アービンジャーでは、常に外向き思考で働いている人たち(すなわち、周りの人たちの目標・ニーズ・課題・挑戦に関心を持ち、彼らの目標達成に貢献しながら自分の成果も上げている人たち)について観察した結果、彼らには共通の特徴が見られることを発見しました。

それは、以下の3点でした。
1.相手のニーズ・目的・課題にしっかり目を向けている。
2.相手の役に立つようにしっかり努力している。
3.自分の仕事が相手に与えた結果をしっかり理解し、それについて責任を負っている。

図に表すと、以下のようになります。

スクリーンショット 2020-09-25 12.40.27

このことから、マインドセットを内向きから外向きに変えるためには、この順番を意識して取り組めば、誰でも外向きになることができ、相手や全体の目標達成に貢献しながら自分の目標を達成することができると考えられます。

順番が大切で、
1.まずは相手の外側の三角形(相手の目標・ニーズ・課題・挑戦など)に目を向ける【外】
2.それに応じて、自分の内側の三角形(自分の目標・ニーズ・課題・挑戦など)を調整する【内】
3.結果を評価し、責任を負い続ける【外】

この順番を説明するため、「外内外の法則」と呼んでいます。

ちなみに英語では、これを「SAM」としています。
1.See Others
2.Adjust Efforts
3.Measure Impact
の頭文字を取ったものです。

いかがでしょうか?
まずは、外内外、SAMの概要をざっくり掴んでいただければと思います。

次回は、「外(See Others)」について書いてみたいと思います。
どうぞお楽しみに!

株式会社F&Lアソシエイツ
代表取締役 大竹哲郎
https://www.fl-a.co.jp/


「『箱』と外向き思考」は、アメリカの Arbinger Institute という機関が生み出した考え方で、今では世界中の国で、自己啓発や組織開発に用いられています。日本では、福岡に本社を構えているアービンジャー・インスティチュート・ジャパン株式会社が日本の総代理店としてセミナーやコンサルティングを提供しています。
弊社は、アービンジャー・インスティチュート・ジャパン株式会社の代理店として、その普及に努めています。「箱」や「外向き思考」についてもっと深く知りたいという方は、無料説明会や有料セミナーに是非ご参加ください!
https://www.fl-a.co.jp/seminar/

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