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時々ユーヴェとかセリエAについての分析もどきの記事を書く

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【UEFA Champions League】【Group G】【第1節】2020.10.21 Dynamo Kyiv vs Juventus ~ベスト布陣を考える~

本日2本目の記事。 この試合でPirloは初めてシステムをいじってきた。フォーメーションは一緒なのだが可変の仕方が逆なのだ。 今回は試合内容よりも、フルメンバーが揃った場合、左右の可変システムを使い分けてどんな布陣が考えられるか、いくつかパターンを挙げてみた。 【スターティングメンバー】 ■守備時 4-4-2は今までと同様だが、Daniloが左SBに、右SBは代わりにCuadradoが起用された。 Ramseyは左CF。 Crotone戦とは違い、2トップはDFライ

    • 【Serie A】【第4節】2020.10.18 Crotone vs Juventus

      遅くなってしまったが、Serie AとCLまとめて2つ記事を投稿。まずはCrotone戦から。 コロナウィルス感染でRonaldoがいない中、Morataをどう生かすか注目して観戦。 今節も基本的なシステムは変わらなかったので、今回は4局面ではなく個人的に気になった点を個別に見ていく。 【スターティングメンバー】 Chiesaが早速スタメン。Arthurもスタメンから。負傷のRamseyの代わりにPortanovaが抜擢。 【Morata起用の効果】 ①ハイプレスの頻

      • 【Serie A】【第2節】2020.09.27 Roma vs Juventus

        監督経験なしのPirloにとって、Roma、Napoliと早くもビッグマッチが続く厳しい日程。結果次第でシーズン早々からメディアが去就について騒ぎ出しかねないので、いい結果で終えたいところ。 【スターティングメンバー】 Juveは新加入のMorataがスタメン。さらにKulusevskiを右、Cuadradoを左に持ってくるという奇策に出た。 Romaは去就が騒がられていたDžekoがスタメン。やはりRomaには彼がいないと。 【攻撃】■ビルドアップ これまで通り3+

        • 【Serie A】【第1節】2020.09.20 Juventus vs Sampdoria

          19-20のCLがついこの間終わったと思ったら、あっという間に20-21 Serie A開幕。今シーズンは前人未到の10連覇という目標もありながら、いい加減CLで結果を出したいところ。新監督のPirloにすべてを求めるのは酷かもしれないが。。。 しかしそんな気遣いは無用とばかりに第1節から快勝してくれた。ではどんなサッカーを披露してくれたのか、分析していく。 今回も攻撃、ネガティブトランジション、守備、ポジティブトランジションの4フェーズ、加えてセットプレーで気になったシー

        マガジン

        • 20-21 UEFA Champions League
          1本
        • 20-21 Serie A
          3本

        記事

          ~Pirlo新監督のシステムは?~ 2020.09.13 Juventus vs Novara

          初めて戦術レビューを書いてみる。 Sarriを解任して大抜擢となったPirlo新監督。これまで監督経験ゼロの彼がどんなサッカーをするのか多くの人が注目していると思う。 まだ補強(特に9番)は終わっていないが、この試合から得られる情報を分析してみた。 分析は攻撃、ネガティブトランジション、守備、ポジティブトランジションの4フェーズに分けて行う。 これまで通りRonaldoは常時起用されると思われるので、彼が出場していた前半をメインに分析する。 分析は『モダンサッカーの教科書

          ~Pirlo新監督のシステムは?~ 2020.09.13 Juventus vs Novara

          19/20 欧州5大リーグにおけるボールタッチとプレッシングの傾向

          先日セリエA各クラブのデータを記事にしたが、今度はリーグ単位で比較するとどうなるか調べてみた。 なお、私はセリエA以外はほとんど観ないので、他リーグについての記述は完全にデータからの推測である。 調査項目 <データ参照元> ■各ゾーンにおけるタッチ数の割合 ・ポゼッション率 ・自陣側PA内でのタッチ数(%) ・ディフェンシブサードでのタッチ数(%) ・ミドルサードでのタッチ数(%) ・アタッキングサードでのタッチ数(%) ・相手側PA内でのタッチ数(%) ■各ゾーンにお

          19/20 欧州5大リーグにおけるボールタッチとプレッシングの傾向

          19/20 セリエA各クラブにおけるボールタッチとプレッシングの傾向【Part 2】

          前回に引き続き、タイトルについて残りの10クラブを見ていく。 前回の記事はこちら。 調査項目<データ参照元> ■各ゾーンにおけるタッチ数の割合 ・ポゼッション率 ・自陣側PA内でのタッチ数(%) ・ディフェンシブサードでのタッチ数(%) ・ミドルサードでのタッチ数(%) ・アタッキングサードでのタッチ数(%) ・相手側PA内でのタッチ数(%) ■各ゾーンにおけるプレッシングの割合 ・プレッシング成功率 ・ディフェンシブサードでのプレッシング(%) ・ミドルサードでのプレ

          19/20 セリエA各クラブにおけるボールタッチとプレッシングの傾向【Part 2】

          19/20 セリエA各クラブにおけるボールタッチとプレッシングの傾向【Part 1】

          note初投稿。 一時は混戦だったものの、最後は結局ユヴェントスの連覇で終わった今季のセリエA。 私はユヴェンティーノでDAZN中継の試合は大体観たのだが、今季のユーヴェの印象として、 ・(特に引かれた相手に対して)PA内を攻略できない ・ベンタンクールの成長もあり、プレッシング開始位置が高くなった? の2点を感じていて、じゃあデータ上はどうなっているんだろうと気になった。 ついでに他のクラブも調べて、セリエA各クラブのデータが自分の印象とどれだけ一致もしくは乖離して

          19/20 セリエA各クラブにおけるボールタッチとプレッシングの傾向【Part 1】