【敷人】エピソード4(女子高バレー部)
ある日のこと。
暇を持て余している僕は、ふと、この町のまだ知らないところを散策してみようと思った。
そう思った僕は早速準備に取り掛かる。
「真由美さん、ちょっと町を散策してくるね」
「あら、そうなの?いってらっしゃーい」
真由美さんは少し驚いた様子だったが、特に止めることはなかった。
「あ、そうだ。町のはずれの方に女子高があるみたいだよ。あんた女の子大好きだから行ってみれば?」
「えっ!ほんとに!?行ってくる!!」
真由美さんからまさかの情報を聞き、僕は大急ぎで支度をする。
淡い期待を抱きながら、僕は家を出た。
結構歩いた気がするが、目的の女子校が見えてきた。
校舎は新しく見えるが、中からは吹奏楽部の演奏や生徒の声、体育館からはバレーボールなのか、ボールの弾む音が聞こえてくる。
僕は気になってそちらに向かうことにした。
だが正面からではマズいと思い、学校の裏手から体育館の方に回ってみた。
辺りを見回し誰もいないことを確認すると、僕は、体育館の下の方にある、少し開いている小窓から中を覗いてみた。
するとそこにはユニフォーム姿の女の子たちがいた。どうやら部活動の練習をしているようだ。しかも、僕が大好きなバレー部だ。ユニフォームがぴったり張り付いたお尻はたまらない。
僕は床目線から仰ぎ見る角度だから、みんなが大きく見えた。
その光景はまさに圧巻だった。
(やっぱり下から見上げるのが一番興奮するなぁ・・)
僕はしばらく彼女たちの姿に見入っていた。
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