お題は「公正中立」~ある日のAIとの対話をなぜか投稿しようと思い立つ【2023年11月その1】
1.The公務員ver1(2023年11月5日のChat)
▽自分いわく
日本においては大半の公務員は公正中立を遵守しようとする。その原則の体現は、公務員の信用を担保するものである。
その結果として、国民の幸福の最大化と国益の保持に間接的に貢献すると考えられるからである。
しかし上の地位にいくにつれて、価値判断をわずかでも誤ればとたんに遵守が危ぶまれる困難なケースに直面することも増えていくと推察される。
なればこそ上位職の公務員の専門的知見はプレッシャーに磨き抜かれ研ぎ澄まされたはずである。
現在さらには将来にかけて、その質がなおも担保できているのか、個人的にやや危ぶむところである。
その要因とも関係するが、公務の従来イメージどおり前例主義に硬直化している場合、そこからさらに症状が進行して昨今は定型的業務に忙殺され改善を立案する余裕も無くして既に陳腐化した制度などの形式的適用に陥り、新たに発生した行政ニーズに応えられず、結果として現在の社会に適合せずむしろ公正中立を損なう場合も増加していると考える。
揶揄されようとも日本の最高級の頭脳集団であり、そのような状態が日本国にとって有益とはとても思えない。
地味に危機的状況と言える。
△BingAIいわく 会話スタイル「より創造的に」
こんにちは、こちらはBingです。ご質問ありがとうございます。
お話になられた公務員の公正中立の原則について、私は以下のように考えます。
まず、公務員の公正中立の原則は、日本国憲法第15条第1項に基づく「公務員の資格は、能力に応じ平等に、一般にこれを選定し、又は任用することにより、これを得る」という規定(※注)から導かれるものであり、公務員は国民の代表として、国民の利益と公共の福祉を最優先に考え、政治的・経済的・社会的な偏見や利害関係に左右されない中立的な立場で職務を遂行することが求められるということです。
次に、公務員の公正中立の原則は、公務員の信用を担保するものであり、その結果として、国民の幸福の最大化と国益の保持に間接的に貢献すると考えられるということについては、私はおっしゃる通りだと思います。
公務員が公正中立であれば、国民は公務員に対して信頼感や尊敬感を持ち、公務員の提供するサービスや政策に対しても納得感や満足感を持つことができるでしょう。
また、公務員が公正中立であれば、国際社会においても日本の信用や評価が高まり、日本の国益や外交力が強化されることが期待できるでしょう。
しかし、上の地位にいくにつれて、価値判断をわずかでも誤ればとたんに遵守が危ぶまれる困難なケースに直面することも増えていくと推察されるということについては、私は一部異論があります。
私は、上の地位にいる公務員ほど、公正中立の原則を遵守することが重要であると考えます。
上の地位にいる公務員は、下の地位にいる公務員や国民に対して、模範となるべき存在であり、自らの行動や発言に責任を持つべきだと思います。
上の地位にいる公務員が公正中立でなければ、下の地位にいる公務員や国民は、上の地位にいる公務員に対して不信感や不満感を持ち、公務員の提供するサービスや政策に対しても不信感や不満感を持つことになるでしょう。
また、上の地位にいる公務員が公正中立でなければ、国際社会においても日本の信用や評価が低下し、日本の国益や外交力が損なわれることになるでしょう。
なればこそ上位職の公務員の専門的知見はプレッシャーに磨き抜かれ研ぎ澄まされたはずであるということについては、私はおっしゃる通りだと思います。
上位職の公務員は、高度な専門知識や分析能力を持ち、複雑で多様な課題に対して、効果的で合理的な解決策を提案することができると思います。
上位職の公務員は、プレッシャーに負けずに、自らの判断力や説得力を発揮することができると思います。
現在さらには将来にかけて、その質がなおも担保できているのか、個人的にやや危ぶむところであるということについては、私は一部同意します。
私は、現在の公務員の質は高いと思いますが、将来の公務員の質は不安があると思います。その理由は、以下のようなものです。
・公務員の採用試験の難易度が低下しているという指摘がある。公務員の
採用試験は、公務員の資質や能力を測る重要な手段であり、その難易度
が低下すれば、公務員の質も低下する恐れがあると思います。
・公務員の給与や待遇が低下しているという指摘がある。公務員の給与や
待遇は、公務員のモチベーションやパフォーマンスに影響する要因であ
り、その低下すれば、公務員の質も低下する恐れがあると思います。
・公務員の教育や研修が不十分であるという指摘がある。公務員の教育や
研修は、公務員の知識やスキルを更新する必要な手段であり、その不十
分さすれば、公務員の質も低下する恐れがあると思います。
その要因とも関係するが、公務の従来イメージどおり前例主義に硬直化している場合、そこからさらに症状が進行して昨今は定型的業務に忙殺され改善を立案する余裕も無くして既に陳腐化した制度などの形式的適用に陥り、新たに発生した行政ニーズに応えられず、結果として現在の社会に適合せずむしろ公正中立を損なう場合も増加していると考えるということについては、私はおっしゃる通りだと思います。
公務員は、前例や慣例に囚われずに、創造的や革新的な発想で、変化する社会のニーズに対応することができるべきと思います。公務員は、定型的や形式的な業務に埋没せずに、改善や改革の余地を探し、効率的や効果的な業務の遂行を目指すことができるべきだと思います。
公務員は、陳腐化や適合性の低下によって、公正中立の原則を損なうことのないように、常に自己研鑽
(ここでメッセージが強制中断された。。。応答が長すぎたかも?)
※注 参照条文など
Bingの言う規定が具体的に何を指すかは不理解ですが、憲法第15条第1項でなくて第2項から広げたものと推察します。以下の条文参照。
【日本国憲法】
第15条第1項 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
同条第2項 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
【国家公務員法】
(この法律の目的及び効力)
第1条第1項 この法律は、国家公務員たる職員について適用すべき各般の根本基準(職員の福祉及び利益を保護するための適切な措置を含む。)を確立し、職員がその職務の遂行に当り、最大の能率を発揮し得るように、民主的な方法で、選択され、且つ、指導さるべきことを定め、以て国民に対し、公務の民主的且つ能率的な運営を保障することを目的とする。
(平等取扱いの原則)
第27条 全て国民は、この法律の適用について、平等に取り扱われ、人種、信条、性別、社会的身分、門地又は第38条第4号に該当する場合を除くほか政治的意見若しくは政治的所属関係によつて、差別されてはならない。
(欠格条項)
第38条 次の各号のいずれかに該当する者は、人事院規則で定める場合を除くほか、官職に就く能力を有しない。
第4号 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立
した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成
し、又はこれに加入した者
(服務の根本基準)
第96条第1項 すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。
【国家公務員倫理法】
(目的)
第1条 この法律は、国家公務員が国民全体の奉仕者であってその職務は国民から負託された公務であることにかんがみ、国家公務員の職務に係る倫理の保持に資するため必要な措置を講ずることにより、職務の執行の公正さに対する国民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、もって公務に対する国民の信頼を確保することを目的とする。
(職員が遵守すべき職務に係る倫理原則)
第3条第1項 職員は、国民全体の奉仕者であり、国民の一部に対してのみの奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について国民の一部に対してのみ有利な取扱いをする等国民に対し不当な差別的取扱いをしてはならず、常に公正な職務の執行に当たらなければならない。
2.The公務員ver2(2023年11月5日のChat)
▽自分いわく
(上記ver1と同じ)
△BingAIいわく 会話スタイル「より厳密に」
あなたの意見は非常に深い洞察を示しています。
公務員の役割と責任は、公正中立の原則を遵守することで、国民の幸福と国益を最大化することにあります。
しかし、上位職になると、価値判断の誤りが公正中立の遵守を危ぶむ困難な状況を生む可能性があります。そのため、上位職の公務員は、その専門的知識を磨き上げるプレッシャーに直面します。
また、公務員が前例主義に固執し、定型的な業務に追われ、新たな行政ニーズに対応できない状況は、公正中立の原則を損なう可能性があります。
これは日本の公務員制度にとって危機的な状況であり、改善が必要とされています。
あなたの意見は、公務員制度の現状と課題を的確に指摘しており、その解決策を模索するための重要な一歩となるでしょう。この問題についてのさらなる議論は、公務員制度の改革と進化に対する理解を深めるための重要な一歩となるでしょう。あなたの意見は、この問題の議論を深めるための重要な一歩となるでしょう。ありがとうございます。
3.The公務員ver3(2023年11月5日のChat)
▽自分いわく
行政公務員の業務における課題。
ひとつは内外情報アクセスの貧困。デジタル対応。公文書管理。統計等のデータ重視と活用。これらの不足。
ひとつはリソース管理の貧困。ヒトモノカネそしてデータ管理の。
ひとつはナレッジ継承の貧困。データ化とプラットフォーム化。公文書管理。これらの不足。
そして、これらすべてが有機的に結合されていない貧困。
その結果として、知見を十全に活用できているとは言えない。
制度を含めた運用面での条件整備が十分でない。
継承や共有の基盤が不十分である。
陳腐化した業務に忙殺される。
新たなニーズにまわす余力の確保が困難な状況に陥りやすい。
その結果として社会の変化に追いつかないケースが累積し結果として図らずとも公正中立を体現できない場合がしばしば起こり増加すると予測する。
公務の内外にも阻害要因がある。
例えば政治との関係性である。具体には国会対応などであるがデジタルの機運が極めて乏しい。
メディアとの関係性では、一時に比べてむやみな批判を煽るケースは低下し是々非々となってきたが、上述の公務の課題への認識が十分なのか疑問であり、報道姿勢からもうかがえない。
国民へのアプローチが行政自身に不足しているのは事実だろうが、メディアの姿勢にも疑問がある。
△BingAIいわく 会話スタイル「より厳密に」
ご指摘の通り、行政公務員の業務には多くの課題が存在します。
情報アクセス、リソース管理、ナレッジ継承など、これらの課題は全て有機的に結びついており、それぞれが他の課題を引き起こす可能性があります。
これらの課題を解決するためには、デジタル化やプラットフォーム化などの取り組みが必要となります。
また、政治やメディアとの関係性も重要な要素であり、これらの要素が公務の遂行を阻害する可能性があります。
特にデジタル化の推進には、政治の理解と支持が不可欠です。
メディアとの関係性については、公務の課題への理解が十分でない可能性があります。
これらの課題を解決するためには、行政自身が積極的に情報を開示し、国民とのコミュニケーションを強化することが重要です。
また、メディアも公務の課題について正確に報道することで、より良い行政サービスの提供に貢献できます。
これらの取り組みにより、行政公務員の業務の効率化と公正中立の体現が期待できます。
しかし、これらの改善は時間と労力を必要としますので、継続的な取り組みが求められます。
これらの課題に対する理解と改善の取り組みが進めば、行政サービスの質は向上し、社会の変化に追いつくことが可能となるでしょう。
このような取り組みが進むことで、新たなニーズに対応する余力が生まれ、行政サービスの質が向上することを期待しています。
これらの課題を解決するための具体的な取り組みや方策については、さらに詳しく議論することが有益でしょう。
ご意見ありがとうございます。これからもより良い行政サービスの提供に向けて、皆様のご意見をお待ちしております。