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カフェチェーンに付加価値を求め、、


今日はドトールコーヒーに来ている。

本当はスタバで沖縄かりーちんすこうバニラキャラメルフラペチーノ(商品名長い)を飲むつもりだったが、今日も売り切れだった

私はカリカリサクサクのあの子に出会うことはできるのだろうか、、


家の近くにはいくつもカフェがある。

カフェチェーンで言うと

Holly's Cafe
サンマルクカフェ
トラジャコーヒー
そしてドトール。

(大好きなタリーズがないのが、悲しい)

マクドナルドにミスタードーナツ、ケンタッキーもある。

ダイエットを始めた私にとっては誘惑の多い街だ。



私はスタバのシックでオシャレすぎる店内が少し苦手である。


黒い服に緑のエプロン。テキパキと仕事をこなす洗練されている店員の動き、レジで注文する時の緊張の一瞬。(唱えるのが恥ずかしい、呪文のような商品名)


いつも人で賑わっていて、期間限定のフラペチーノを求めて若い子たちが集団で並んでいる。


こんなにたくさん店舗があるのにどこに行っても席がなく、いつも並んでいる人気者。


座面が高くて浅い椅子、MacBookや参考書を開き過ごす人など、頑張っているか複数で来ていて賑やかなのか馴染めない環境に少し緊張する。

私がカフェに行く理由はぼーっと自分だけの時間を楽しむため。誰にも邪魔されず、ふと最近を振り返ったり、脳内を整理するのだ。

スタバに緊張するのはそこにいる人から作り出される雰囲気からなのか。私とは目的が違う人が多い(ように見える)からなのか。

フラペチーノが大好きなので期間限定で気になるものはもちろんチェックしている。
スタバいこーと友達といる流れで、いくこともある。

それ比べると、ドトールは明るい店内で入りやすい。
店員もナチュラルでファーストフード店を思いだす雰囲気。気を張らず、わたしにとってありのままで過ごせる場所なので気に入っている。割と1人の人や、主婦、くつろいでいる人が多いように感じる。

いつも決まってココアを注文するのだが、

今日はずっと気になっていたハニーカフェオレにした。

注文して会計を済ませ、
さあ出ておいでハニーカフェオレ⭐︎と
視線を移そうとすると、、
ジャー(ドリンクサーバーからコーヒーを入れる音)
お待たせしました〜

はやっ!
すでにできてたんか!?(って言うくらい早い)
ハニーとミルクいつ入れたん!?
早すぎひん?と驚いた

レジ担当、ドリンク担当のアルバイトの女の子の2人の連携プレーで一瞬で出てきたハニーカフェオレ

そこで私は気付いた。

ハニーカフェオレに
大きな期待を抱いていたことに、、、

私の頭の中ではこう描かれいた、、


注文後、まずグラスの底と側面にはちみつを垂らす。(ここでとろりとしたはちみつに飲みたい欲をくすぐられる)

次に氷を入れコーヒーを落とす。(コーヒー淹れたてやっほーい)

最後にミルクを注ぎ、上にハチミツを追いがけする(苦味をミルクでまろやか〜に)

こうして、ハニーミルクが出来上がる

だが、実際は
会計中にハニーとミルクが注がれたグラスに
すでに作って冷やしてあるコーヒーがサーバーから注がれたのだ

あれ、ハチミツのとろ〜り演出は!?
ミルクとコーヒーが混ざっていくあのグラデーションは!!!

と抱いていた期待が軽く裏切られた(失礼)瞬間だった。

こうして、わたしは自分がカフェに求めているものは家とは違う特別な空間で、店員さんが淹れた特別なドリンクに付加価値を求めていたことに気づいたのであった。

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