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誰が助けてくれるかわからない、粘れ。

婚前200日世界旅行、スロバキアの第二の都市コシツェに来ている。

昨夜21時、スーパーで買い物をしてから帰宅した。

帰宅後、いつものように、スプレッドシートに「本日使った金額」を入力していた。

入力のために、レシートをポケットから取り出そうと思ったが見つからない。

レシートを挟んでいたマネークリップとクレジットカードも見当たらない。

ジャケット、ジーパン、部屋中探したが見つからない。

「まさか」と冷や汗が出た。
昨夜21時35分、慌ててスーパーマーケットに戻った。

買い物をしたのが21時と閉店間近だったので、戻った時はスーパーのシャーターは降ろされていた。

「時既に遅し」だった。しかし、飽きらめきれない。

粘って、辺りを見渡した。

店員らしき人を探し声をかけてみたが、英語が通じず。

頑張ってジェスチャーで伝えたが、7時のオープンに戻ってこいと言われた。

翌朝7時のオープンを待つしかなかった。

マネークリップに挟まっていたのは、VISAのクレジットカード、新生GAIKAカードだ。

VISAのクレジットカードはコールセンターに電話し、直ぐにストップしてもらった。

昨夜電話した時には使われた形跡はなかった。

新生GAIKAカードには残高1万円だったので、とりあえずそのままにしておいた。

昨夜は自分への怒りで苛立った。

ナイトランに行き汗をかいて自分を落ち着かせたが、なかなか寝れなかった。

Jessも「明日の朝にはきっと見つかるよ。」と言ってくれた。

床に着いたのは、3時頃だった。
何とか目を閉じて眠りについた。

本日5時半に起床し、コーヒーを淹れて、日課の瞑想、読書をした。

最悪の状況は考えず、なるべく普段通り、朝を過ごした。

そして、6時50分に家を出た。

7時の開店とともにスーパーに駆け込んだ。

店員1(40代女性)に話かけるが、No English と断られる。

店員2(30代女性)もNo English、朝の棚入れの時間帯もあって助ける気ゼロだ。

店員3(30代男性)、店員4(20代女性)も全てノー。

このままでは埒があかないので、違う方法で攻めることに。

スーパーが入っているのは、ショッピングモールの中。

インフォメーションセンターにいくことに。

残念ながら、インフォメーションセンターはまだ空いてなかった。

インフォメーションセンターの前にいたセキュリティに声をかけるも撃沈。

ドア付近にいたセキュリティもダメ。

苛立ってきたが、一つ深呼吸して、自分を落ち着かせた。

違う方法を考えよう。

英語が通じれば、きっと見つかると信じていた。

英語を話せる人を探そうと思い、スーパーのレジで会計を済ませた人たちに片っ端から声をかけていった。

30代女性No English、
30代男性No English、出勤前で苛立っているのか、振り払われた形に。

20代カップルは少し話せるが助けれないと早足で立ち去った。

40代女性にも断られたが、諦めなかった。

次に会計を終わらせてスーパーを出てくるのは、コワモテの30代お兄さん。

どうせ無理か、と思ったがとりあえず声をかけてみた。

すると、英語が通じた!!

そして、「昨晩マネークリップに挟まったクレジットカードをレジに忘れたんだ。」助けて欲しいと伝えた。

「僕が店員に言ってあげるよ!」と笑顔で私の顔を見た。

そして、たった今会計を済ませたレジに向かい、店員に事情を説明してくれた。

すると、お客が5人ほど列をなしているのをお構いなしに、店員が従業員以外立ち入り禁止の扉を開けて、部屋に入っていった。

頼む、あってくれ!と私は拳をギュッと握った。

3分後、マネークリップに挟まれたクレジットカードを持った店員が出てきた。

コレですか?という顔で私を見つめた。

Yes, yes, yes!!!!!これです!

まるで人質にとられていた我が子が返ってきた時のような気分だった。

私は安堵の表情を浮かべた。

忘れた原因
・閉店間近でスーパーに駆け込んだので、慌ててしまった。

・レジでキャッシュorクレジットカードの選択を迫られた際に悩んだ。

・結局、コインとマネークリップを取り出し、マネークリップをレジの品物を置くスペースに置い際に、チラシの下敷きになって隠れてしまった。

学んだこと
・ラッシュしている際には買い物をしない。

・買い物終了後、絶対に忘れ物ないか確認する。

・トラブルか起きた時は慌てない。最悪の状況を考え過ぎない。

・そして、絶対に諦めない。

最後に

10人以上に声をかけて助けを求めたが断られ続けた。

断られることは、仕事の関係で街角インタビューしていたので慣れていたのは大きかった。

どんなに断られても、諦めなかった。
英語が通じないだけと、自分に言い聞かせた。

逆に英語が通じれば大丈夫だと。
結果、英語が通じて、なんとかクレジットカードは見つかった。

本当にラッキーだった。1時間粘った甲斐があった。

然し乍ら、今後は今まで以上に注意して旅を続けようと誓った。

▽見つかったマネークリップ

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Have a wonderful day!

◆インスタ

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