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別れそして出会い

クロアチアはザグレブに来ている。

カウチサーフィンで知り合ったガイとパトリシアとサヨナラする時間がきた。

お世話になった二人に手作りの和紙で作った鶴をプレゼントした。

大変喜んで頂いた。

最後に四人でチーズ!

2日間降り続いた雨はあがり、青空が顔を出した。

彼らのお家からザグレブ大聖堂まで徒歩2分、窓から教会を覗くことも出来た。市のセンター中のセンターとはお別れだ。

ありがとう、ガイ、パトリシア。

教会から徒歩5分のところにはザグレブ市民の胃袋:ドラツ市場がある。

青空市場は新鮮な食材やクロアチアのお土産が所狭しと並べられていた。

今日は次のカウチサーファーと午後4時に待ち合わせなので、近くのカフェでリモートワークすることに。

テラスは地元の方々がお茶を楽しんでいた。

天気も雰囲気も最高だ。
仕事が捗る。

ドラツ市場から歩いて次のカウチサーファーが待つ駅向かった。

2キロほどの道のりだが、街並みが最高に綺麗でルンルンである。

旧ユーゴスラビアのクロアチアはセルビアやブルガリアの文化の影響が今なお残る。

ローカル曰く、セルビア語は98%理解できるらしい。

ポルトガル人がスペイン語わかる、香港人が北京語わかるぐらいだろう。

待ち合わせの16時ジャストインタイムにミカエラが到着した。

180センチオーバーの長身だ。
クロアチア人の平均身長は180センチを超えていて世界でもトップクラスに高い。

ミカエラと電車で家まで向かった。

家に行く途中に今夜の夕食の材料を買いたいと我々が申し出た。

すると驚くべき回答が返ってきた。

「主人は料理が得意なのピザを作って待っているから、食材は要らないよ!」

ホストにはいつも我々が日本食を作っていたのでまさか夕食をご馳走なるとは思っていなかったのでかなり驚いた。

せめて、お酒か明日の朝食を作らせてと頼んだが、これまた断られた。

そして、家に着くと、身長2メートルを超えるご主人のベドランさんが迎えてくれた。

キッチンにはピザの生地が!!
本当に夕食を準備してくれていた。

我々の二ヶ月の旅の話をして盛り上がった。

「ボルトにずっと言ってみたいの!」
「ブレッド湖も行きたいわ!」ミカエラがベドランにオネダリしていた。笑

壁には二人のステキな思い出が飾られていた。

二人も旅好きで、最近カウチサーフィンを始めて色んな旅人の話を聞き、次の行き先を決めているとのことだ。

そうしている間にピザがきた。

実はご主人のベドランはテレビのフードショーの番組に出るほどの腕前だ。

自家製ピクルスも最高だ。

カウチサーフィンでここまでのおもてなしを受けたことがなかったので、私とJessはもうどうしたら良いかわからなくなった。

食後は、バーにも連れて行ってもらった。

この旅で20種類以上のビールを飲んできたが、いままでで一番美味しかった。

ダークビール好きでもホワイトビール好きでも楽しめる最高のビールだ。

4人でのダブルデートはクロアチア・オーストラリア・日本の物価の話でおおいに盛り上がった。

平均月収が日本の半分以下なので、彼らは自分たちで野菜を育てて食費を浮かしているとのことだ。

野菜の育て方や野菜の花の話でも盛り上がった。趣味がここまで噛み合うカップル始めてだ。

知り合って数時間とは思えないほど意気投合した。

家に帰ると自分たちはカウチで寝るのでベッドで寝てくれと言われた時は完全にノックアウトだった。

彼らのおもてなしに感激し、目頭が熱くなり、フカフカのベッドでしばらく寝れなかった。

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Have a wonderful day!

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