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2ちゃんねるで学んだ唯一の言葉

こんにちは、geocitiesでホームページ作成する中学生時代を送っていました、元ネラーの藤本あさこです👋
私のインターネット歴をつづる誰も得しないnoteです🙏
恥ずかしいのでできれば読まないでください!読むならば読む前にいいねを!

私のインターネッツ歴を簡単に書くと、

🌷中学生になるくらいでチャットルームなるものにハマる

当時まだ電話回線だったかな?ハンドルネームは難しい漢字連ねた読めない系・・・黒歴史のスタート・・・
 ☞自分が中学生と自称していた無防備さから、ツーチャ(ツーショットチャット)でうっかり相手に電話番号教えてしまう。実際にPHSに電話がきて「ちちちち中学生???き、き、キスとかしたことあるのぅ??」みたいな話をされた。その後、川崎駅で待ち会わせしよう、とまで言われて日程調整したものの、行かなかった。あの時、駅改札で誰か待ってたのかなぁ。
 ☞あと、ちゃっとるーむで交換したメアドにメール送ったら次の日に「なんのいたずらですか?IPアドレスで住んでるエリアを特定しました。こういう悪質な嫌がらせしたら警察に通報しますよ」とか言われて、あ、妻バレかなんかしたのかな?と思いながらもw、IPアドレスとかで住んでる場所ってすぐわかるんだなぁと思いました。(相手が、私が中学生と思わずに大人への対応然としてきたところも、インターネットの「相手が誰か分からない」構造を体感した例であります)

🌻htmlサイトの作成

geocitiesというプラットフォームで、簡単に無料でホームページが作れた時代!中学生にはもちろん無料でないと。
 ☞当時、ガンバ大阪の稲本選手が激推しだったため、全体的に稲本を応援するページを作っていた(渋いw)。バナーには光るサッカーボールをいれてもらって素材屋さんに作ってもらったよ!
 ☞BBSに書き込みあう大阪の友人ができて(だいぶ年上のお姉さんだったはず)稲本選手の練習見学に行ったりする話を羨ましがり、いつか万博スタジアム行くんや・・・!と思っている間に稲本はアーセナルに移籍していってしまった。

🌹ホームページの主のともだちができる

だんだんと音楽サイトにシフトしていった私は、とってもおしゃれな派手なホームページを作っている人と仲良くなる。
とにかくページのデザインがおしゃれで、素敵な素材を使っているサイトでBBSでの発言もなんだかポップでおしゃれなのだ・・・
なんとなく仲良くなると、なんと近くに住んでいる同い年の女の子と言うことが判明した!(当時中3か高1かな?)
そして私は生まれて初めてそのネット友達と一緒に地元のライブハウス、F.A.D.へ参戦することになる。

🌺JAVA scriptの出現によりホームページ挫折

その頃にはJAVAが台頭していた。これに関しては独学するのが難しすぎて対応できず、ついに私のホームページの世界は幕を閉じた・・・ここを乗り越えたら今ごろウェブデザイナーになっていたかもだし、なんならサマーウォーズみたいなところに行っていたのかも、などと思うなどした。ちなみにこのころdocomo n501とかそういう携帯電話が流行り始めていた

💻2ちゃんねると私

話長くなりましたがそういうかんじでインターネッツの世界に入り、そのなかでやっぱり2ちゃんねるも出入りしていました。当時ひろゆきは現役よ

☝にも書いたように、私は自分の情報をインターネッツで出すと危ないっていうことをかなり肌感覚で経験していて、絶対に顔はもちろん本名や住んでる場所、年齢、場合によっては性別もひた隠しにして2ちゃんねるに出入りしていました。大人の男のフリをして書き込みして、それがばれないかおもしろがることをしていました。なんとなくその当時、女で子どもだとバレたら死ぬ、と思っていました。(ちなみにこのネラー仕草はTwitterにかなり受け継がれているw)

✍「半年ROMれ」

さて私が2ちゃんねるに入った時には怖くていきなり書き込みなんてできませんでした。
2ちゃんねるのそれぞれの板はかなり内輪というか仲間同士の会話感があって、突然入りにくいというのと、そもそもどこの板でも脈絡のない発言をしたりすると「半年ROMれ(以下暴言)」とタコ殴りにされているのを見ていたからです。
これはどこかに説明書きがあるわけでもないのですが、当たり前の2ちゃん住民の共通ルールでもあった気がします。(ルールあったっけ?)

半年ROMって良かった、マジで

実際に私が半年ROMったか覚えてませんが(もっと長かった気がする)、本当に半年ROMって良かったなと思うわけです。
2ちゃんねるはみなさんご存じのとおり、毎日殴り合いのようなコミュニケーションが展開されていて、それはスピード感もある部室の談笑って感じでもあります。言葉遣いは基本悪いのですが、互いに暴言を吐きながら、あくまでそこで終わり、という感じもありました。匿名というところが悪質でもあり、しかし私の経験上は匿名による優しさや素直さみたいなものが上回っていたように感じました。

2ちゃんねるでは今では考えられないようなけっこう犯罪ギリギリの発言や行動が多くありました。
例えば私の友人は、とあるグループのファンだったのですが、担当同士の抗争に巻き込まれて携帯の番号をにちゃんねるにさらされるという事案が起き、無言電話が嵐のようにきた、ということがありました。
顔写真なんか載せられたら最悪です、背景から住所や学校を特定されたり、その最寄りに住んでいる特定班が家の前で写真撮ってきてアップしたりするんです。ただこれは正義のために使われていることが多かったような記憶があります・・・(私の知らないところではそうでないこともあったかな)また、女性の写真は裸体とコラ画像作られる、とかで地獄でした。

インターネットは闇の海

海で落としたものはもう見つかりません・・・それと同じ現象がインターネットでは起きる、それを私は頭で理解するよりも身体で理解しました。

それによりインターネット黎明期(っていつ?w)以降は私は安全に自分の情報を扱うことができました。

mixiもうまく使えない

そんなわけでリアルの友達とのコミュニケーションを本名でネット上でやるとか怖すぎて馴染めませんでした。
当時大学生だったわけですが、結局mixiも匿名でやっていて、ここでも匿名同士で仲良くなった人と秋葉原で初めて会ったときには「え、お、男だと思ってたヨ・・え、オンナノコなの・・」みたいな反応を受けるくらいには私のネット上の対応は男然としていたと思われる。ちなみにこの人はすごく良いオタクで、ネット上の私の嗅覚はそこそこ発達していると思われる。

おれたちのTwitterが爆誕!!!

もちろんハンネ(ハンドルネーム)で2009から始めたのだがこのころTwitterを実名でやってる人はいなかったし、フォローにもフォロワーにもリア友はゼロ。マジで「呟き」っぽいのをガンガンツイートして、リプとか引用リツはほぼにちゃんの感覚でやってた。そもそも公式じゃないリツイートが主流だった気がする。この時の感覚でいうと、引用リツはツイ主へのリプではない。その辺に転がっているネット上のネタにコメントしている感覚であるはず。だから今も引用リツはすげえ失礼な感じのものが多いのではと推察ww

だがFacebook、おまえはだめだ

これらの経緯からいくと、実名で顔写真を出すなんて狂ってる、正気の沙汰ではない、という流れ。本当に無理で実名SNSであるFacebookはしばらく始めることができなかった。無理すぎて。あるタイミングで、海外の友人と繋がるにはFBしかないよ!となり2011くらいに渋々登録をしたが、本名はそれでも出せなかった。(当時のFBは緩かったのかな・・??)
本当につい最近、選挙に出るとなってついに実名(といって旧姓だけど)で顔写真とリンクをさせました。あ~時代は変わったなぁ!

SNSで仕事を見つける時代ですし

昔話をしてきましたが、インターネットの世界も変わっていっている。繋がりがないと繋がれない時代になっている。
時代によってツールの効果や存在価値は変わるのでいつまでも実名は使わないとも言っていられない。(もちろん実名をのせないこともできる)

子どもについては同じ感覚

しかし私はやはり自分の過去の経験から、未熟な状態のままでこのインターネットの闇の海に放り込まれることは恐怖だと実感している。
そのため、自分の子どもは絶対にこの海に浮かべないと決めている。

本人がこの海を必要として、そこへ漕ぎ出すためのリテラシーを準備できたらぜひチャレンジしてほしい。
その際には私は「き、キスとかしたこと・・・あるの・・・?」の電話の話は伝えようと思う。

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