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20代ラスト、たったの25万円で一級建築士に一発ストレートで合格した話【購入品紹介】
こんにちは、もり🌲です。
ちょっと日が空いてしまいましたが、書き留めておきたかった
一級建築士試験に挑んだ1年間の話。
わたしはR6年に一級建築士試験に初トライ
学科試験を突破しそのまま製図試験まで突破しました。
R6年の合格率は
学科試験・・・23.3%
製図試験・・・26.6%
総合合格率・・・8.8%
と公表されています。
学科試験は近年に比べると合格率が高かったのですが
製図試験の合格率が30%を切っており
例年と比べると厳しい結果となった試験でした。
一級建築士受験におけるコンセプト
一級建築士試験の初受験となったR6年。
わたしは試験勉強にあるコンセプトを持って挑んでいました。
それはズバリ「いかにお金をかけないか」
これはわたしが極端に倹約家(つまりはケチ)だからなのですが
一級建築士に合格するまでに数百万かけたっていう話、
本当によく聞きます。周りにもいます。
実際一級建築士を持っていればいつかはペイ出来ると思いますが
受験者も20〜30代の方が8割くらいで
なかなかお金をかけられない人も多いと思うんです。
そんなわたしも社員2名の小さい設計事務所に勤めていたので
お給料から考えるととてもじゃないけど
大手資格学校に通うという選択肢はありませんでした。
(お金があれば、通いたかったです。笑)
結局わたしがかけた費用は全てで約25万円。
ばくっと明細がこちら。
一級建築士学科試験でかかった費用
建築基準関係法令集TAC出版(amazonで3,080円)
この法令集はそもそもの見やすさもさることながら
線引きが圧倒的にわかりやすい!
二級建築士の時は違う法令集を使っていましたが
この法令集にしてから、読み間違えが格段に減りました。
それと法令集が2つに分かれているので
持ち運びにもすごく便利でした。
実務に向いている、という訳ではありませんが
試験のみに限って言うと絶対にこれがオススメです。
過去問スーパー7(amazonで3,850円)
学科はとにかくひたすら過去問を解きます。
やったもん勝ちだと思います。わたしは3〜4周しました。
過去問スーパー系の本は公務員試験の時から
二級建築士の時も、一級土木施工管理の時もお世話になっているので
試験といえば!と言う感じで買いました。
一級建築士受験スーパー記憶術(amazonで3,080円)
わたしが最後まで苦労したのは「施工」で
細かい数字を覚えるのが特に苦手でした。
終盤に藁にもすがる思いで買ったこの本でしたが
語呂合わせが覚えやすくて、買ってよかったなと思っています。
(昨今のコンプライアンス的にはどうなの?という語呂もありましたが…笑)
資格学校Nの模試(3回セットで11,000円)
5月頃から月1で受けられる模試でした。
最初の模試ではあまり点数が取れず
焦って火がついたきっかけになりました。
難易度的にも本番の試験と同等レベルに感じましたし
独学の人は絶対に受けた方がいいです。
資格学校NのGW WEB特別講座(11,000円)
GWの長い休みに苦手なところを潰そう!という感じでしょうか。
各科目それぞれ分野を絞ってはありますが
わかりやすく要点をまとめてある各科目1時間程度の動画でした。
このころは特に「構造」の適判やルートなどが
本当に理解度ゼロだったのですが
この動画を何回も何回も見てやっと理解できました。
理解度がグンっと上がったので、これもかなりオススメです。
資格学校Sのテキスト(おさがりなので0円)
これが一番重要。
声を大にしては言えませんが
大手資格学校のテキストは絶対に手に入れてほしいです。
(資格学校Sでなくてもいいと思います)
運がいいことに、昨年パスした友人から譲り受け
穴が開くほど読み倒しました。
過去問を解いて、分からないところはテキストとネットを駆使して
また過去問をやり直して。その繰り返しです。
わたしは学科は過去問が出来ていれば通る、とは思います。
ただね、過去問をちょっと言い回しを変えられたら解けなかった、ではダメなんですよね。
そうならないためにテキストで理解を深めておく必要があります。
数年前のものでもいいと思います。
(全てがガラッと変わることはないので。ただ変わったところは要修正です)
メルカリに近年の合格者が出しているものもあります。
これは多少お金がかかってでも手に入れてほしいです。
一級建築士製図試験でかかった費用
資格学校TのWEB短期講座(約2ヶ月半で198,000円)
試験の中で一番デカい買い物でした。
製図は学科では無理だろう!とハナから思っていたので
コスパ重視で選びました。
対面で授業を受ける訳ではないので、すぐに質問したりはできませんが
一応メッセージのやり取りで質問ができたり
課題数もそこそこあって、課題の添削も何回か付いていて
しかも他の人の図面も見ることが出来たんですよね。
色々比較して君に決めた!という感じです。
わたしには非常に合っていたし
お値段以上の価値があると思います。
資格学校Nの模試(11,000円)
試験の2週間前くらいにある模試でした。
通信でしか図面を書いていなかったので
実際の試験さながらの模試はとても貴重でした。
周りに人がいるときの自分の精神状態(これ重要)
お菓子を食べるタイミングとトイレに行くタイミング
これを事前に確認できたことは大きかったです。
(とはいえ本番は、何一つ思い通りにはいきませんでしたが笑)
長くなってしまった。。
と合計すると241,010円でした。
(全て税込です。受験費用は別にしています)
わたしの場合
製図板も持っていましたし
友人から引き受けたものも多く
とても恵まれてはいました。
とはいえ学科は独学、製図も通信で
まあまあ孤独な戦いで苦労も多かったです。
実際に学科も点数が伸び悩み
ある勉強法を取り入れてグンと点数が伸びたり…
試行錯誤の日々でした。
次回はその辺も少しずつ紹介できたらと思っています。
今回はこの辺で。
一人でも多くの独学者の参考になりますように!