富士通Japan Tokushima Hub

富士通Japan株式会社が主催するTokushima Hubのアカウントです。 富士通グループのソーシャルメディアの公式アカウントのポリシー、一覧等については http://jp.fujitsu.com/socialmedia/をご覧ください。

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徳島から、新しい物語を。──私たちが、徳島の地域課題解決に取り組む理由

徳島の地で、徳島の人たちと対話してわかったこと初めまして。濱上隆道と申します。 富士通Japan徳島支社の支社長をつとめております。 私が徳島の地に赴任したのは、2020年4月のことでした。吉野川流域の平野と長い日照時間がもたらす実り、海峡と水道、大洋がもたらす魚介類を中心とした豊富な食、悠久の大地と急峻な山間で繰り広げられた歴史と幾重にも時を重ねて育まれてきた文化に、すぐさま魅了されてしまいました。 ただ、当時は、世界中がパンデミックに見舞われ、これまでの生活・行動様式

    • 私たちは未来に何をしよう 徳島県板野高校未来の語り場

      みなさんこんにちは、富士通の門馬汐里です。私は、学生の皆さんといっしょに同じ目線で、「私」を主語に、未来へ踏み出す一歩を考える場所である「未来の語り場」を推進しています。今回は、徳島県立板野高校で実施した未来の語り場の様子をお届けしたいと思います。 きっかけ 徳島で社内短期異動制度「Jobチャレ!!」を利用し富士通Japan徳島支社で活動していた水野さんが、2022年冬に、活動の一環としてキャリア出前授業を実施いたしました。開催企画が好評だったこともあり、板野高校の先生か

      • 歩行者視点から考える徳島のまちづくり

        みなさん、はじめまして。元吉と申します。 現在、社内短期異動制度「Jobチャレ!!」を用いた半年間、徳島での地域課題解決プロジェクトに参画しております。徳島にて一人で行動するときには全て徒歩と公共交通機関のみで移動しています。 今回は「歩行者視点から考える徳島のまちづくり」について自分が感じていることを記していきます。 歩きやすさを向上させる必要性とは 皆さんは普段どのような手段で移動されていますでしょうか。 自動車を運転するのが難しい高齢者や自動車運転免許をまだ所持でき

        • 地域課題解決への挑戦 ~効率ではなく美学を求めて~

          地域課題解決に”効率“を求めた初期 私水野元太は、社内短期異動制度「Jobチャレ!!」を活用し”半年限定で”富士通Japan徳島支社に勤めています。 入社時の配属はSEでした。しかし、出身地である鎌倉市、長野県開田高原での教育活動の経験を踏まえ、ビジネスとして地域課題解決を実践する方法を学びたいと考え異動しました。 期待に胸を膨らませていたのも束の間、いざ活動を開始すると私は”焦り”が生じました。 ビジネスプロデューサーの経験、ビジネスで地域課題解決を実践する経験、徳島の

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        徳島から、新しい物語を。──私たちが、徳島の地域課題解決に取り組む理由

          体験することで見える世界。

          富士通Japanの武野です。 「車いすでもあきらめない世界」をつくるために活動されている一般社団法人WheeLogさん主催のイベント「車いす街歩き~WheeLog!in徳島2023」に参加しました。 私自身、普段徒歩や自転車にて移動している徳島市街が、車いすから自分の目にはどのように映るのか興味があり、イベントに参加しました。 昨年11月に続き、2回目のイベントとして、今回はアスティとくしまを出発し、車いすに乗って街中を巡る「体験型」のイベントです。 参加者同士で4~6名で

          体験することで見える世界。

          企業が社会課題・地域課題に向き合うために大切なこと【後編】

          徳島県三好市で孤独・孤立対策支援の実証実験を開始富士通Japanの濱上です。 前編では、官産連携の観点で行政から企業に期待することを中心に三好市の高井市長からお話を伺いました。後編では株式会社Tサポートの村上稔社長との対談をお届けします。社会課題・地域課題解決にボランティアではなくビジネスとして取り組む方がなぜ良いのか、利益との両立についての考え方やなど、詳しくお聞きすることができました。 事業だからこそ責任あるサービスが提供できる 濱上:先日は、高井市長との熱い対談、あ

          企業が社会課題・地域課題に向き合うために大切なこと【後編】

          企業が社会課題・地域課題に向き合うために大切なこと【前編】

          徳島県三好市で孤独・孤立対策支援の実証実験を開始 富士通Japanの濱上です。 買い物難民を救うため、「移動スーパーとくし丸」を立ち上げた株式会社Tサポート(以下、Tサポート)の村上稔(むらかみみのる)さんと一緒に、本年11月から徳島県の西部に位置する中山間地域、三好市で孤独・孤立ゼロを目指したゴーサポート事業の実証実験を始めました。 これまでの移動スーパでは、スーパーよりも値段が高くて利用を控える人がいたり、分刻みの販売のため、見守りとしての機能が十分に果たせない状況で

          企業が社会課題・地域課題に向き合うために大切なこと【前編】

          自分が「はっきりわかっていること」だから、相手に「はっきり伝える」ことができる。──編集家 松永光弘氏 勉強会レポート

          文章・発信のプロを招いて勉強会を開催 こんにちは。BIZAN PROJECTパートナーの富士通Japanクロスインダストリービジネス本部、片岡小百合です。 テキストによるコミュニケーションが当たり前になったいまの社会では、ビジネスシーンでも、プライベートでも、「文章」が果たす役割がますます重要になってきています。そこでの伝えかたひとつで、周囲との関係性が変わったり、自分が取り組んでいる活動に広がりや新たな展開が生まれたりもする。文章を書くことは、私たちにとって無視できない営

          自分が「はっきりわかっていること」だから、相手に「はっきり伝える」ことができる。──編集家 松永光弘氏 勉強会レポート

          専門家でないから新たな価値をつくれる──徳島NPOの「サードプレイス」としての農業活動

          富士通Japan徳島支社の濱上です。2020年4月に徳島に赴任して、出会った多くの方々は、本業とは別に複数の場で活躍している印象があります。お話をうかがった清瀬由香さんもそのひとり。ITコンサルタントでありながら「特定非営利活動法人とくしま農大アグリ」に所属し、週末はコミュニティ農園で野菜をつくり、自分たちが作った野菜を日曜市で販売するという一面も。なぜそのような活動をしているのか、陽が昇ったばかりの早朝、「徳島びっくり日曜市(以下、日曜市)」にお邪魔してお話をうかがいました

          専門家でないから新たな価値をつくれる──徳島NPOの「サードプレイス」としての農業活動

          時代を超えて大切なものを残すために──サッカー元日本代表・武田修宏さんとの対談から

          3年ぶりの阿波踊り開催。ゲストは武田修宏さん 2022年8月12日~15日にかけて、徳島市では3年ぶりに阿波踊りが開催されました。富士通グループとしては4年ぶりに「富士通Japan連」として(前回の2019年8月は台風の影響で出場できず)、有名連「さゝ連」様と一緒に最終日の8月15日に出演させていただきました。ゲストとして元サッカー日本代表の武田修宏さんにもご参加いただき、大いに盛り上がることができました。 翌8月16日には武田さんに当社オフィスにお越しいただき、約2時間に

          時代を超えて大切なものを残すために──サッカー元日本代表・武田修宏さんとの対談から

          地域の対話に必要なのは「ビジョンから話しはじめること」

          解決策から話すと“二元論”に陥りやすい みなさん、こんにちは。富士通Japan徳島支社の魚谷貴秀です。 私は新卒で富士通に入社してSEとして東京に配属となり、勤務していたのですが、社会人3年目の2022年2月に、自ら希望して徳島支社に異動してきました。 現在は、学生時代に日本一周旅行をしたり海外をバックパッカーとして旅をしたりしていたときに大切だと感じた「誰もがどこでも住みやすい社会づくり」を自分のテーマとして、徳島支社が展開する「BIZAN PROJECT」で地域課題の解

          地域の対話に必要なのは「ビジョンから話しはじめること」

          環境工学の専門家に教わった「地域の課題解決において“技術以上に必要なこと”」

          富士通Japan徳島支社の濱上隆道です。2回目の投稿です。 先日、生態系工学、津波防災学、環境工学を専門領域として活躍されている徳島大学の上月康則教授 と地域課題について語り合う機会がありました。その中で、長年、地域課題に取り組んでこられた専門家ならではの貴重なアドバイスをいただきましたので、前後の対話を交えつつお伝えします。 「高度経済成長が残したツケをなんとかしたい」濱上:上月先生とは、先生がずっと取り組んでおられる「絶滅危惧種になったルイスハンミョウが戻ってくるため

          環境工学の専門家に教わった「地域の課題解決において“技術以上に必要なこと”」

          東京から徳島に異動して気づいた「働くことの意味」

          たった半年で変わった「徳島の印象」と「自分の感覚」 みなさんこんにちは。富士通Japan徳島支社の酒井晴菜です。 私は新卒で富士通に入社して東京本社に勤務していたのですが、社会人2年目の2022年1月に希望して徳島支社に異動してきました。 それまでは四国にすら来たことがなく、徳島県のことはほとんど知りませんでした。イメージとして私の中にあったのは、阿波踊りとすだち、それに環境問題に関心があるので上勝町にあるゼロウェイストセンターの存在も知っていましたが、そのくらいです。

          東京から徳島に異動して気づいた「働くことの意味」

          地域活動には「個人のパーパス」が必要だ。

          自分の行動の質を変える「個人のパーパス」とは?初めまして。設楽秀之と申します。 2021年12月にそれまでいた富士通のプロダクト開発部門を離れて、富士通Japan徳島支社の一員となりました。以来、主に徳島の地域課題解決に取り組んでおります。 実は徳島に来て、様々な方たちと対話する中で、あることが地域活動に取り組む人たちにとても役に立つのではないかと思うようになりました。それは「個人のパーパス」です。 パーパス(Purpose)は、一般に「目的、意図」と訳される言葉ですが、

          地域活動には「個人のパーパス」が必要だ。

          「地域にささるアイディアの条件」とは?──編集家・松永光弘氏を招いたBIZAN TALK vol.1開催レポート

          地域を盛り上げるために、地域で新しい事業や活動を起こすために、絶対に欠かせないもの。それはアイディアです。どんな取り組みにも起点にはアイディアがありますし、すぐれたアイディアは、ただ物事を前に進めるだけでなく、人びとに幸せをもたらすきっかけにもなります。 でも、そもそもアイディアとはどんなものなのでしょうか。 そして、「地域課題を解決できるアイディア」は、どんなふうに考えればいいのでしょうか。 そのポイントを学ぶために、富士通Japan徳島支社が取り組む「BIZAN PR

          「地域にささるアイディアの条件」とは?──編集家・松永光弘氏を招いたBIZAN TALK vol.1開催レポート