敏腕社長から学ぶ「倫理思考スキル②」サービス設計の流れ~2020年最新版~
今回は倫理思考スキルの第二弾!サービス設計についてアウトプットしていきます。ビジネスをやるうえでサービス設計は必ず必要になります。そのサービス設計を間違えると失敗の原因になってしまうかもしれませ。だからしっかりとした考え方でサービス設計をしていかなければなりません。
①3C分析
3Cとは何なのでしょうか。それは「customer(顧客)」「competitor(競合)」「company(自社)」のことです。
ここで1番最初に分析しなければいけないのは自社です。自分たちはどんな立ち位置なのかをしっかり考えていきましょう。ほとんどの人が自社の強み、弱みを知っているようで実は知っていません。なのでしっかりと自社分析をしてましょう。
②SWOT分析
自社分析をするときに活用するのがSWOT分析になります。
自社の強みを知ったと同時に弱みも知りましょう。次にそのサービスや会社がもっと大きくなる可能性はあるのか。逆に縮小、倒産していく可能性があるのかをしっかりと分析をしたうえでサービスの設計をしていきましょう。
ex)居酒屋
⑴Strength
・1階路面店で目立つ(立地)
・仕入原価が安い
・国産使用 etc…
⑵Weekness
・ブランド名が無い
・メニューが少ない
⑶Opportunity
・親会社がイベント会社
・企画イベント開催
・休業日のキッチン貸し出し
⑷Threat
・外食する人が減っている
・健康志向になっている
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このように自社を知っていくことが一番重要になります。
③4P分析
4Pとは「Product」「Place」「Price」「Promotion」の頭文字を取ったものです。
⑴Product:製品
デザイン、ブランド名、パッケージ、サービス、保証
⑵Place:流通
製品を市場に流通させるための流通経路や販売する場所が含まれます。
⑶Price:価格
市場で販売するうえでの価格です。価格を設定することで必然的に決定さ
れてしまうものが、ターゲット層ですので慎重な検討が不可欠となります
⑷Promotion:販売促進
市場の顧客ニーズを満たす製品を制作し、ターゲット層を決め、そのター
ゲット層に購入機会を提供できる流通・販売経路を確保する。
4P分析の例(カフェ)
【Product:製品】
サラリーマンが多い、また男性が多いという観点からおしゃれなメニュー
よりもボリュームを重視したランチメニューを用意する。夜はアルコーメ
ニューを用意。
また飲み会のための飲み放題パッケージも用意。
【Price:価格】
価格はランチタイムはサラリーマンの取り込みのためドリンクセットで
900円、夜は競合がいないため高めに設定し客単価4,000円程度を狙う。
【Place:流通】
オフィス街であるため一定のデリバリー需要もあることを想定。
ランチデリバリーを宅配サービスと提携して提供予定。
【Promotion:販売促進】
忘年会などのイベントシーズンでの利用を獲得するためLINE@での登録で
ドリンク一杯無料などを行う。
看板認知の獲得が可能なため、ホットペッパーなどには掲載しない予定。
ランチタイムに多くのテーブルフライヤーでのクーポン配布を実施予定。
TTP戦略(徹底的にパクる)
TTP戦略=自社、競合の4P分析を比較し、」細かく一つ一つ改善を行えば必ず勝てる。下記のようなフレームワークを活用してみましょう。
このように細かく比較していくことで失敗しないことに繋がります。
④市場分析
市場分析の際によく出てくるフレーズが「市場規模」というフレーズではありませんか?市場分析とは特定の製品やサービスを必要(ニーズ)とする人がどれだけいるのかが❶、そしてそのニーズに人はどのくらいのお金を支払うのか(デプス調査+メンタルアカウント分析)が❷です。❶×❷が市場規模になります。
⑤ニーズ調査
とにかく多くの人に「このサービスがあったらどう?」とシンプルに聞いてみることが大事です。その際に聞いてみた人をカテゴリー分けすることが重要です。20代女性、30代男性とか…。いろんなカテゴリー分けをしてみましょう。
⑥デプス調査
上記のニーズ調査の中から特定のニーズが確認できたカテゴリー層の中から5~10人程度に直接対面でヒアリングを行います。ヒアリングは必ずリラックスした環境で実施することが重要です。企業面接のような雰囲気では無意味です。カフェで友達とティータイムをしているようなくらいリラックスした雰囲気の中行いましょう。
そこで気になるのがヒアリングで何を聞けばいいのかということです。
わけのわからないことを聞いても仕方がありません。
このような順序でヒアリングを行っていきます。
⑴スモールトーク
日常会話でリラックスした雰囲気にしましょう。そして自分のコトもよく
話し相手に安心感を与えます。
⑵ライフスタイル質問
趣味や家族構成、職業や帰宅時間、出勤時間、子供の保育園の時間など平
日と休日で分けてその人の1日のスケジュールを聞いだす。
⑶ワンアヘッド質問
実際の年収や、家庭の経済状況、そしてローンなどの残高など折り入った
質問をする。
⑷お客様意見
製品やサービスに対しての意見をもらったり、なぜ必要なのか・不要だと
思うのかなどを聞く。(※WHYを3回聞くように質問を繰り返す。)
ヒアリング中に重要なことは、ぽろっと口にした言葉など必ずメモに残し
ましょう。
※必ず自分のサービスなどは最後に紹介するようにしましょう。
徹底的に聞き手側に回りましょう。
⑦ペルソナ設定
上記のデプス調査を終えてみて、一番共通点がある部分を持つ人物像を勝手に作り出します。それを「ペルソナ」と言います。実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル・・・などリアリティのある詳細な情報を設定してきます。
プレゼンでの市場規模はこのペルソナを逆算して説明をします。
ex)「30代子持ち主婦Aさんで、子供を朝に保育園に送った後に仕事に行きます。旦那は会社員でいつも帰宅は21時です。仕事を16時に終わり17時に保育園に迎えに行きますが、スーパーで買い物をして晩御飯を作るのが大変です。このような主婦10人にデプス調査したところ8名が宅配晩御飯サービスを利用したいと言っており、このサービスには1ヵ月の晩御飯代5万円の半分くらいなら払いたいと言っています。そしてその街には同じような主婦が2万人ほどおり、そのためこのエリアによる市場規模は2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度の市場規模が予想されます。
少し長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
タメになったと思った方は是非♡マークをタップしてもらえると嬉しいです。次回もタメになる情報をばっちりアウトプットしていくのでよろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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