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働くあなたにおすすめ! キングダム的思考回路
時を遡ること、紀元前3世紀……ではなく、GW明けの週末、5月10日。
餃子を食べに行った後、映画「KINGDOM」を観に行ってきた。
内容も音楽も大満足だったんだけど、私が一言でこの作品を表現するならこれだ。
「長澤まさみがモテキを越えたきた!」
今まで私の中での長澤まさみはモテキが最高だった。セクシーかつ可愛くてかつ原作の世界観にきっちり合わせてくるところが女優としてすごいなぁと思ったから。海街ダイアリーもよかったけど、やっぱりモテキ!
そう思っていたけどKINGDOMの長澤まさみはそれ以上だった。凛とした表情の迫力が秀逸。戦いのときの殺陣も違和感なし。メイクも彼女のよさを生かしつつ、楊端和そのものになり切っていた。他のキャストも含めて、キャラクターは原作にかなり寄せていると聞いた。映画を観た時点では原作は読んでなかったけど、原作を読んでますますぴったりだと思った。
TGIF✨KINGDOM観に来た🎬友だちが宣伝担当してるから!映画の前に餃子部で皇帝鍋も食べてきた。水餃子が入ってるやつ。キングダムにぴったり!!蒸餃子も焼餃子も美味。いろんな種類食べられて幸せ~機内ではめちゃ観てるけど映画館では2019年初。それでは映画観ます! #餃子 #キングダム pic.twitter.com/Wfy8IAV7s9
— FJまりこ (@fjmariko) May 10, 2019
私の感想はいいとして、映画「KINGDOM」は公開から順調に動員を伸ばし、大ヒット作になっていた。6月1日時点で興行収入50億円を突破している。
原作マンガもかなり有名な作品で、発行部数は4,000万部を突破している。某有名バラエティ番組でも「キングダム芸人」の会が放送されていたらしい。見たい。
映画を観る前に、LINEマンガで1巻だけ無料だったので、1巻だけ読んだが、続きが読みたくて読みたくて仕方がなかった。
映画を見たらますます読みたくなった。
最近、マンガや小説などの新刊を買うのを控えているので(収納する場所がない)、買うとしたら電子書籍かな……と思っていた。
私が愛用している大日本印刷が運営しているhontoというサイトでは、割引クーポンを頻繁に出してくれる。めちゃお得。
現在既刊は54巻。
そのとき出ていた割引クーポンは25%OFF。結構大きい。25%OFFを超えるクーポンはあまり出てこないから買い時かもしれない。
でも、25%OFFでも福沢諭吉が2枚以上飛んでいってしまう。
うーむ。
このときは諦めた。
マンガ喫茶で読めばいい。そう思った。
誘惑には負けない!自分に勝った!!
と思っていたのにやってしまった。
酔った勢いでキングダム54巻電子書籍で買ってしまった。25%offクーポン使っても2万円軽く越えた。震える。
— FJまりこ (@fjmariko) May 31, 2019
後悔は……していないキリッ
極上のうには最高で、井上マーさんのところのポン酒とのマリアージュもよかった🍶 pic.twitter.com/ihaNRbU15h
酔った勢いって、怖い。
おいしい日本酒と魚介類のマリアージュを前に気分が高揚。お酒がますます進み、酔っぱらっていたのはもちろんだが、このとき、一緒に飲んでいた友人たちが皆原作を読んでいた。さらに、宣伝担当の友人もいた。
「押すな押すなよ」状態。ダチョウ俱楽部のように、熱湯の海に、いやキングダムの沼に見事に押しだされてしまったのだ。
買ったのは5月末。しばらくの間、仕事もプライベートも多忙を極めていたので、読まないようにしていた。
読み始めたらきっと、止まらない。
私の判断は、正しかった。
まだ忙しさが続いているのに、悪魔の囁きに負けて読み始めてしまった。(さっきから私誘惑に負けっぱなし)。
予想通りだ。面白くて読むのをなかなかやめられない。
睡眠時間を削りかけたが、疲れ果てて日付が変わる頃に帰宅するとベッドに倒れ混むように寝ていた。セーフ。
移動時間を中心に、大切に大切に読み進めて、12巻まできた。
面白さに加えてある思いが沸き上がってきた。
「これ私の日常(仕事)じゃない?」
私は主人公の信のように、戦に出て、武功をあげ、大将軍を目指しているわけではもちろんない。ここは2019年の日本。
しかし、ここ最近携わるようになった来年のビックプロジェクトの会議に参加しているとこう思うのだ。
このプロジェクトはそろそろ一般社会に向けてリリースされ、動きだし、来年本番を迎える。グループ各社だけでなく、公の組織などもキーパーソンとして登場するプロジェクトだ。
いろんなキーパーソンが自分達の利権を得るために策を巡らし、私たちが汗水(時には血!?)を流して資料を作り、会議に挑み、会議が終わるとあるものは思った通りの利権を手にし、あるものは苦渋を嘗める。決着がつかない場合も多々ある。
以下のように読み替えてみてほしい。
キーパーソン=武将
私たち=歩兵・騎馬兵・補給兵
資料作り&会議=戦
いろんな武将が自分達の利権を得るために策を巡らし、歩兵や騎馬兵、補給兵が汗水(時には血!?)を流して戦に挑み、あるものは思った通りの利権を手にし、あるものは苦渋を嘗める。決着がつかない場合も多々ある。
一緒だ!(ちょっと、強引だけど)。
最近プロジェクトにアサインされた私は歩兵、もしくは補給兵のような感じで最前線へ鉄砲玉として飛び出す……というよりは、後方支援している。
「資料をいつまでに作れ」と言われれば懸命に作り、「この会議に出席してこい」と言われればランチの時間を削ってでも会議に出る。
正直しんどい。私が参加する前からプロジェクトがかなり進んでいるため、わからないことが多すぎてしんどい。
でも、早く百将、千人将になりたい!武功をあげたい!!河了貂みたいに軍師を目指すのもあり⁈そんな想像をしていると仕事がちょっと楽しくなる。
しんどさが報われる気がする!
主にリーダー論としてのようだが、ビジネスの教科書としてもキングダムは人気らしい。
仕事のモチベーターとしてのキングダムもありなんじゃない?と個人的には思う。
働くあなたにキングダム的思考回路を薦めたい!
大切に読み進めながら54巻まで読んで、読み終わったら読み返して、関連書籍やビジネス書にも手を出そうかな。面白そうだから。
全編を通して、このnoteで何が言いたかったかって?
(今更ながら)私はキングダムにハマっている!!!
これ書きながら思ったんだけど、漫画は「キングダム」表記、映画は「KINGDOM」表記が違う。映画は海外進出を想定していたから?
なんで違うのかな?
ちょっとだけ気になる。