プレカット工場が材木不足で受注調整|現在の状況と今後の見通しについて聞いてみた
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
先日4月2日のブログで先行して構造用集成材が不足している件「構造用集成材の供給不足について|日本集成材工業協同組合より」について書きましたが、今回はその続報です。
プレカット工場が材木不足で受注調整|現在の状況と今後の見通しについて聞いてみた
フィックスホームが、構造材とプレカットを合わせて依頼しているポラテック株式会社の担当者の話しによると、「通常2カ月程度で日本に到着していたヨーロッパの集成材が、今ではいつ到着するのか分からない状況が続いていて、5月後半以降については全く見通しが立っていない状況」とのこと。
実はポラテックは、「プレカットの受注を計画比9割に抑える受注制限をすることを決めた」と2021.3.26の日刊木材新聞社で報じられています。
このような状況の中で、集成材の価格が値上がりしており、すでに2~3割は高くなっているという情報も入ってきています。また今後もこのような状況が続けば、間違いなく、更に価格の高騰を招くことになるだろうと言われています。
プレカット工場は受注調整
これまで材料調達の多くをヨーロッパに頼る国内のプレカット工場では、材木の調達不足により新規の受注を止めざるを得ない状況になりつつあります。実際のところ、フィックスホームではご契約済みのお客さまのプレカット依頼も、5月以降については納期回答が出ない状態になっています。
こうなってくるとフィックスホームだけでなく、今後、住宅市場への影響は大きくなり、受注しても着工できない状況が多発する懸念が高まってしまいます。合わせて構造用集成材だけでなく、他の木材や国産材についても価格が高騰しており、輸入がダメなら国産でと、材料を変更すればよいという問題ではなくなっています。
最後に
今回の構造用集成材不足に伴う、プレカット工場の受注制限は、特に木造住宅を専門にしている住宅会社や工務店が多い住宅業界にとって、非常に大きな影響がありそうです。
政府は新型コロナ感染症蔓延の影響で落ち込んだ需要を、グリーン住宅ポイントなどの政策で支援を後押ししてくれていますが、構造材がなければ、家は建ちません。合わせて契約済みのお客さまの工事を進めることも出来ません。かなり深刻です。。。新たな情報が入り次第、当ブログでもお知らせしていきたいと思います。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また~^^/
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