執筆中
帰り道 コンビニの前で煙草を吸うあいだ 近くの青信号を横目で3本やり過ごした。 煙草一本を燃焼する時間と 信号の赤と青を3回繰り返す時間は おなじなのだと、気づく。 空はどんよりと曇り 傘をささなくていい程度の雨がちらついていた。 去年のこの時期は、 こんなに寒かったものか。 今年は、 花咲きはじめた桜に魅せられる余裕もないほど 日々が消化されていく。 #煙草 #思うこと #季節が巡るということ
「やはり」 と思った。 吉祥寺駅北口のカフェに入ったとき、 かつて自分の喜怒哀楽を全て左右されるほど好きだったひとに似ている男性が窓際に座っていた。 心がざわめいた。 胸が高鳴った。 この感覚は、懐かしく狂おしい。 「やはり」 「いまでも」 容易に感情が当時によみがえる。 髪型やうなじのさま、 横顔までもが、似ていた。 「ああ、やはり、会いたいのだな」 思えば半年間、底に秘めていた想いが素直な形であらわれた。 スマートフォンを手に取る、 吉祥寺21:58。 『
AM5:29 スーパームーンが、すごい。 #スーパームーン
ーそれは2014年11月初旬のこと。 ちょうどいまから4年半前 〜執筆中〜 #ファーストデートの思い出
とあるフリーランスのライターさんの文章を 定期的に読むようになってから、 かつてわたしがよく抱いていた名もない感情に 引き戻されることが多くなった。 きっと作家やライターの意義って、 こういうことなんだと思う。 読み手が時間軸に縛られず、 感情がいったりきたりしたり、 過去を追体験すること。 文章によって呼び起こされる感情があって、 文章によってありありと蘇る感情がある。 アートにも共通していえることかもしれない。 ときには発信側が意図しなかった方向や世界へ
「書く」ということが小さい頃からすきだった。 小さい頃から就職活動に至るまで 思えばさまざまな夢を掲げていたことを思い出した。 エッセイスト 小説家 新聞記者 マスコミ関連… いま現在、28歳のわたしは全く違う職業に就いているが、 いまでもたまに、 「ライター」や「作家」という言葉にはどこか 憧れの眼差しを向けてしまう。 一度、転職をしようと考えたこともあった。 一度きりの人生、 やはり「ライター」という魅惑の職業を経験してみたかった。 しかし、結局のところ 流れゆ