全てを惹き付けるという意味から来ました。
皆様二度目まして。
前回に続き、vtuberの由宇霧さんについてご紹介を書かせて頂こうと思います。
そもそも、由宇霧ってだぁれ?って方は前回の紹介記事をご一読ください。
さて、皆様は昨年末に公開された由宇霧応援ソングお聞きになられたでしょうか?
え?まだ聞いてない???今すぐ聞きましょう!!
作曲・編集をしていただいた バーチャルお寿司 さんのチャンネルにて公開されているこちらの曲ですが
実はこの曲、由宇霧ファンが集まるDiscord内で
「まだ全然漠然とした思い付きなんだけど
お寿司さんとおやぢちゃんが「個人でも依頼できるのか?」みたいな会話してて思ったことがあってですね
みんなで少しずつ出し合えば料金的なのはクリアできそうだし
ゆーて具体的にどーするとかはなーんも考えてないんだけどね」
という一人の発言から始まりました。
賛同者も多く集まり、動き出した応援企画。
しかし、僕らには前例のない動きで苦労も多くありました。
今回はその一部をご紹介させてください。
想定できない問題ってこういうこと。
一概に曲を作ると言っても、どの様な曲調に?
歌詞は?お金は?考えることは山積みでした。
とはいってもそこは、おゆかり。
様々な分野で協力し合いながら進めていき、曲調や歌詞はみんなで意見を出し合いDiscordやDMなどを駆使し、その上で
「転調させたい!」「お風呂のシンデレラの返答歌とかどう?」
「みんなからいろんな言葉を募って一つの歌詞に!」
とみんなが意見を出し合い少しずつ形になっていきました。
ここで一つ、起きた問題を紹介しておきましょう。
由宇霧さんがいつも言っているのですが
「やってもらったことや勉強させてもらったこと、その対価としてしっかりお賃金をお支払いしたい!」
というものがあります。
もちろん「それ」があったから。では無いのですが
その言葉があるからこそ
「僕たちも、かかる経費はしっかりお支払いしたい!」
満場一致で皆が賛同した内容でした。
そのため、かかる経費は皆で可能な限り負担が均等になるように
そして、お賃金が出せない。という人がいても払っている、いないは関係ないし無理して払う必要も無い。と何度も念押しした上で
おゆかりの中で有志を募ったのです。
しかし、それが原因で問題が起きてしまったのです。
その内容とは…
「由宇霧さんにはお世話になっていますし、特別価格で!」
「いやいや、払わなきゃならないものは、ちゃんとお支払いしないと!」
「ぐぬぬ…」
さて上の会話文を読んで違和感に気づきますでしょうか?
そう、お寿司さんが逆に値切ってくるのです…!
「お賃金払わせろー!」
と文句(?)を言いつつ、正規の料金をお支払いするので、代わりに気合を入れて作曲してください。と説得しなんとか事なきを得るのでした…。
※文章中省いていますがその他様々な事情があり、この様な出来事が起きましたが作曲を依頼する際、この出来事に基づき故意に値切りさせることや、
その他の問題を引き起こすような行為はおやめください。
問題は大体最初だけ。段取り八割ってやつ。
その後は歌詞を考えるためにと、皆が由宇霧さんへの感謝の言葉を連ねていた場面もあり、いまその時のやり取りを見返しても心に染み渡るものがあります。
練習用の曲が届き、おゆかりそれぞれが練習を行っている段階になり
ちょうどその頃、バーチャルスナックに由宇霧さんが登場したのをきっかけにそこに集まったおゆかり達は、その後ぷちオフ会と称しカラオケに行き
集まれなかったおゆかり達はカラオケ中に繋いでいたDiscord越しに
全員で練習し合唱もしました。
この時「これは絶対成功させる、何が何でもさせたい!」そう思えるような熱を皆から感じたのを強く覚えています。
その後、次の週からはメインボーカルが
プロの音楽家と共に収録を行い、ボイスレッスンや感情の入れ方、
何テイクも撮り直し行い、時に優しく罵倒されながらも細かい修正をして完成させたと聞いています。
最終的に総勢20名ほどの音声データが集まり
それを編集したお寿司さんには本当に頭が上がりません。
途中経過と思われるツイートを拝見しては、おゆかり一同皆でワクワクしながら会話していたのも思い出深い場面でした。
その後、お寿司さんのチャンネルにて動画という形で公開、プレゼントという流れになりました。
音楽を通して見たおゆかり。
皆と打ち合わせをしていく中で、皆の想い、感情、悩み
色々なものが見えてきました。
みんな色々な悩みを抱えているし、それを人に見せることもあれば
見せないでいる人もいる。
逆に感謝の形もそれぞれでしたし、同じ様な出来事あっても
捉え方は人によって全然違いました。
当たり前といえば当たり前のことです。
ですが、それすらを忘れてしまっている人は大勢います。
完成した曲を聞いた時、合唱での声は大勢の中の一つにはなっているけど
想いの込めた一人ひとりの歌声はちゃんと聞こえるんです。
歌にも、言葉にも、態度にも、気持ちの載せ方は人それぞれで
その時に関わった皆の想いは全然違っていて
それでも、この歌には皆の感謝の気持ちが溢れていて、何度も聞いて
何度も涙を流しました。
皆の中に良いものも悪いものも含んでいるけれど
それをお互い協力し、支え合えながら生きていく関係
それが僕の感じた「おゆかり♨」で
由宇霧さんも、皆もそう有りたいと思った関係なのだと思います。
今回は由宇霧さんを紹介するのではなくそのファンである
「おゆかり♨」について紹介する記事となってしまいました。
しかし僕がこの記事、この曲を通して皆様にお伝えしたいことは
「おゆかり♨」は単純な一つの塊ではありません。
嫌なことは嫌だと言い合うし、好きなことで盛り上がることもあります。
気兼ねなく本音を言い合える関係で、お互いに相手を尊重しあえているからこそ
この関係は成り立っているのです。
前回の記事では、僕が由宇霧さんとの出会い
そして人柄について書かせて頂きました。
ファンは鏡。という言葉をどこかで聞いたことがあります。
おゆかり♨とは何か。を紹介することで
由宇霧さんへの紹介とさせてください。
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