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新たな『スポーツ(文化)✕地域づくり』の起業

総合型地域スポーツクラブを立ち上げひとまわり

2009年3月に総合型地域スポーツクラブ(以降「総合型クラブ」)を立ち上げ12年目となりますが、色々な気づきがありました。そしてそのさらなる可能性と限界についても自分なりにですが、見えるようになっています。(その可能性と限界についてはまた別の機会で!)

総合型クラブ運営というと、定期的なプログラムやイベントなどの事業企画・運営(事務局運営含め)や指導することと思われがちですが、もちろん根っこは総合型クラブに参加する人達が楽しんだり学んだりして、充実し、他の参加者とつながりを深めていける、『多世代、多種目、多志向』の場づくりなのは間違いないのですが、個人的にはそれでは不十分で、総合型クラブが地域にどのような効果をもたらし(クラブがあることで地域で何が変わったのか)、その地域の裾野を広げ続けており、地域関係者と関係づくりを深めているかが、総合型クラブとして重要なことではないかと思います。またそこが単一種目・単一世代・単一志向の傾向が強いメンバーシップクラブ(団体)や民間営利スポーツクラブとの違いだと思います。

干支でいうとひとまわり活動を続けてきたこともあり、県内のいくつかの総合型クラブが新たに立ち上げの際には、視察受け入れることもありますが、それに終わらず引き続き相談を受けたり、設立後も交流や連携するカタチをつくっています。最近思っているのは、経験やノウハウを、より体系化することができれば、総合型クラブの設立支援に限らず、課題解決型のスポーツ組織や、もっと言えば持続可能な開発目標(SDGs)✕スポーツ事業の動きにも活かせるのではないかということです。

スポーツの言葉や力で、課題解決をはかったり、改善の道を探っていく!

最近取り上げられることが増えている「中学部活動の週末の地域移行」。また「障がい者と健常者が一緒に楽しむことができる場づくり」や、「地域在住の外国籍住民にとっての地域との接点やつながり」をつくる試み、さらに「経済的な負担や地域格差をできるだけなくし子ども達が参加できる」場づくり等々、地域におけるこれらの課題に対し、スポーツという言葉・力は、改善する手段になるのではないかと思います!

そして、さらに社会性が大きい課題は、その地域に限らず、あてはまることであり、少子化や過疎化が進む地域では、場づくりの限界を感じ、あきらめているかのような話も聞き、何かできないものかとずっと思っていました。

今関わっている地域の総合型クラブの運営を本業としながらも、他地域の既存スポーツの場とつながりをつくり、連携支援していくことで課題解決していくことを事業化(人材集めおよびネットワークづくりや育成も含め)できないかと思っているところです。

(49歳を迎え、総合型クラブや地域活動組織の世界では、まだ若造ですが、自分としては一区切りとなる結構それなりの年齢である)40代最後の1年でカタチにしていけたらと思います。今回は決意表明ということで!!これから新たな起業に向け、思いつくまま書いていきたいと思います!チャレンジするぞ~(笑)

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