総合型クラブを生業にして15年。ふりかえり⑤『情報の収集』
最近、1週間が経つのが、ほんとに早く感じます。年齢を重ねるほどに相対的に感じるらしいので、これから益々早く感じるようになっていくんだろうなと思います。。。
さて、今回は総合型地域スポーツクラブの情報集め(情報収集)について触れていきます。
総合型地域スポーツクラブの情報収集
総合型地域スポーツクラブ(以降、総合型クラブ)を立ち上げた当初は、育成指定クラブ(日本体育協会が、総合型クラブを設立をめざす活動を助成)の期間が2年ありましたが、目の前の煩雑な書類の作成について県クラブアドバイザーさんに相談したり、
そもそも自分達のアクションが身近な課題解決の方法や仕組みとして始まったこともあり、総合型クラブがどういうものであるかがイメージがきちんとできず、書籍や先進的な総合型クラブの取り組み事例に倣ったり、県クラブアドバイザーさんに相談したりして情報をコツコツ集め、クラブづくりの参考にしていきました。そういうことから徐々にですが、進めている自分は、イメージができるようになっていきました!
しかし設立後も新規参加者となっていく地域の人達はもちろん、クラブを支える側の関係者においては、講習会などに出席するものの、なかなか総合型クラブとは何かを理解してもらうことが難しく、既存との違いや、なぜ必要なのかを説明を重ねました。
つまり、当初必要だったのは、総合型クラブをきちんとイメージ、また理解してもらうための情報だったと思います。
イメージ・理解できなければ動かない人達は多かったものの、自分を含め、100%の理解やイメージがなくても、場づくりを進めながら、でた課題を改善していくという、走りながら考える!のスタンスを持てる人達もいて、その都度必要となる情報を集めていきました。
なかにはスタッフ・関係者との話し合いから情報提供やアイデアがでることもありました!どうしても既存活動の経験からになり、根本的な見直しや、新しいアクションについてとなると難しかったものの、とてもありがたいものでした!
また当初から、インターネットを利用でき、googleなどで一般的な情報はほとんど手に入りましたが、ほんとに欲しい情報までにたどり着くことは難しかったです。
※じつは、そのあたりの話は、かなり前(2011年5月)になりますが日本スポーツ協会のメールマガジンの企画で、クラブのほしい情報とは?というテーマで座談会で自分も出席し話をさせてもらったことがあります!
ノウハウ、ネットワーク、アセット活用
総合型クラブとして5年のtoto助成期間後のことを、アフターtotoと言ったりしますが、その頃からさらに数年していくと、それまで以上に経営観点からの新たなインプットを欲する時期になるかと思います。
そして、それはクラブとして積み重ねてきたものを、より活かしていくアクションになるのではないかと思います!体制の見直しや収支の改善などもあわせて取り組む必要性もでてくるかと思います。
当たり前のことですが、総合型クラブとして必要となっていく情報は、クラブの成長とともに変わっていきます。
これからはChatGPTは必須?!
2022年から公開されているChatGPTですが、個人的には、おそらくというか間違いなく、総合型クラブにとっての文章作成支援、広報・企画支援、その他マネジメント支援などにおいて、活用でき、用途も広がっていくかと思います。(既に利用されているクラブもあるかと思いますが)。
前述した座談会の時(2011年)には、経験からのノウハウなどをナレッジデータベース化し、いろんな総合型クラブの人達が活用できたらという話もしましたが、現在はChatGPTがそれを進めていくのではないかと思います!そのような試みについては今後も注視していき、自分なりにもできることをやってみたいと思います!!
ただ、あくまで支援ツールということには変わりなく、総合型クラブの理念やビジョンが最も重要です!