ドル円【2022.12.5~戦い方】ドル売り加速か?それとも反転上昇か?
こんにちは!こんばんは!
FX専業トレーダーのFTです。
ドル円の12/5~の戦い方を考えてみましたので、
良かったら参考にしてみてください。
先週の振り返り
まずは先週の値動きを振り返ってみましょう。
チャートはドル円の11/21からの値動きです。
先週の詳しい分析は「ドル円【2022.11.28~戦い方】ドルの投げ売りが始まるのか?」をご覧ください。
週明けはゾーン③④の間でのレンジの動きになりました。
ゾーン④を下抜け後はゾーン⑤を安値に週足レベルのゾーン(青)の上限を高値にレンジの動きが続きました。
ここで上手く利益を出せた人はかなり上手な人だと思います。
⑤を下抜けしてからは下落が加速して、現在は月足レベルのゾーン(紫)で揉み合っている感じですね。
印象としてはレンジを組んだ後、一つ下のゾーンまで下落して、そこでまたレンジを組んでしばらくすると、また一つ下のゾーンまで下落するイメージですね。
月足を確認
チャートはドル円の月足になります。
紫ゾーンは月足レベルの抵抗です。
直近の高安にフィボナッチをあてています。(紫)
今月もしっかりとした陰線になっていますね。
EMA10(黄)に下支えされている感じもします。
フィボナッチ的には38.2%(133.00円付近)の少し上にいますので、このまま38.2%を目指した下落の動きが続くかに注目です。
フィボナッチ38.2%で反転上昇を見せる様なら、142.50円付近や145.00円付近が上昇の目標となりそうです。
反対に38.2%を下抜けすると、次はフィボナッチ50.0%(127.50円付近)を目指す動きが想定されます。
週足を確認
チャートはドル円の週足になります。
青ゾーンは週足レベルの抵抗です。
直近の高安にフィボナッチをあてています。(青)
EMA20(赤)をしっかりと下抜けしていますが、EMA63(青)が130円付近にあります。ここは丁度、週足レベルの抵抗ゾーン(青)の下限付近でもあるので、強い下落があったとしても一旦はここで下落が止まるかもしれません。
フィボナッチ的には50.0%付近にいますので、ここを起点に上下どちらに動いていくのかに注目です。
日足を確認
チャートはドル円の日足になります。
赤ゾーンは日足レベルの抵抗です。
EMA200(緑)を下抜けしているので強い下落が続きそうに見えます。
ここから上昇してもEMA10(黄)が138円付近で待ち構えているので、そこを上抜け出来るかに注目したいです。
ただしその上には、日足、週足レベルのゾーンとEMA20.63と抵抗となる場所が多いので、なかなか上昇出来ない可能性がある様に感じます。
132円付近にある赤ゾーンを下抜けした場合、次の目標は126.50円付近にある赤ゾーンを目指す展開になると想定しています。
4時間足を確認
チャートはドル円の4時間足になります。
キレイな下落トレンドが出ていますね。時たま上昇するのですが、戻り高値を更新できずにまた下落するといった値動きを続けている様に感じます。
EMA的にはEMA63(青)を明確に上抜けするまでは戻り売りに徹したいと思います。
12/5~の戦い方
チャートはドル円の4時間足になります。
直近の高安にフィボナッチをあてています。(黄)
黄ゾーンは4時間足レベルの抵抗です。
各ゾーンの値は下記の通りです。
①138.50円付近 青ゾーン下限
②137.50-80円付近 黄ゾーン
③136.80円付近 黄ゾーン
④136.00円付近 黄ゾーン
⑤133.60円付近 黄ゾーン
⑥130.30円付近 青ゾーン下限
値幅が大きいので入り場所を間違ってしまうと大きな損失になりそうな相場です。入り場所は慎重に選びましょう。
まず注目したいのは、ゾーン③④のどちらを抜けていくのか?という点です。ここをどちらかに抜けないと方向性がはっきりしないのでレンジの動きになりやすいと思います。
現在は、もう一度下値を試しに行く値動きに見えますが、下値を下抜け出来なければ、今度は上値を試す値動きになるかもしれません。
注意しましょう。
【 買いたい場合 】
・④を明確に上抜け後、③②①と細目に利確しながら買っていく
各ゾーンに到達後、すぐにヒゲで返される可能性もあります。
ゾーンに達したら即利確。くらいの気持ちで行きましょう。
【 売りたい場合 】
・①②③④の各ゾーンを背にして売っていく
現在地から見て、戻りを売っていくスタイルになるので、しっかりとした下落を確認してからエントリーしたいところですが、値動きのスピードが速いので、ゾーンにタッチした即売ってみる感じでも良いと思います。
但し、損切覚悟の作戦になるので逆指値は必ず入れておきましょう。
・⑤を明確に下抜け後、⑥を目処に売っていく
どこまで下がるかはわかりませんが、⑥までは狙って行きたいところになりますね。
【 レンジを狙う場合 】
・④⑤のレンジを狙って行く
④⑤は、まだ下がると思った人の下限とこれから上がると思った人の上限です。
レンジの動きを狙うならここがベストだと思います。
①~⑤のどこでレンジになるかはわかりませんが、各ゾーン間でレンジを狙ってみるのも良いかもしれませんね。
【 まとめ 】
今月のメインは13・14日に発表されるCPIとFOMCです。
それまでは思惑で動いたり、ちょっとしたニュースで値動きが荒くなることがあります。十分に注意して頑張りましょう!
今回は以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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