地雷平原にいる8月19日
こんばんは。「理解ある彼くん」になりたい、イツカです。
やっぱり毎日投稿は難しい。
1時半くらいにバイトから帰ってきた。
彼女はPC部屋の片付けをしていた。ヘッドホンをしているので、後ろで煙草を吸っているとその匂いで気づいてくれる。
リビングのテーブルに、彼女からのネット代と日用品の請求が来ていた。
お金を入れて彼女のスペースに戻す。
眠前薬を飲んで横になったが、どうにも眠れない。配信をしてみたりしても眠気は到来せず。
結局日が昇ってしまった。彼女はずっとPC部屋でごそごそしていた。
朝イチの彼女の発言は「最近、冷たくない?」と。
気を病んで休職しているから、あなたのケアに手を回せない、というようなことを伝えた。
「お互い手一杯なんだねぇ」と呟いていた。
朝食をとってから、台所を片付けた。
彼女がしないからだ。少しでも彼女が家事をやってくれれば、こちらももう少し優しくなれるはずなのに。
お互いが支え合ってからこその「理解ある」関係だと思っていて、最近は生活費の請求などお金の話しかされないのは正直キツい。
歩み寄りがないというのだろうか。それは以前散々彼女に「歩み寄りがない」と言われたから、その仕返しをくらっているのだろうか。
昨日彼女のメンタルクリニックに行く予定だったが、「体が動かない」とのことで今日に延期になっている。
9時前に「お風呂に入りたい」と彼女の希望があったので、前回やってみて有効だった「お風呂に入る替え歌」を歌いながら一緒に準備をして、浴室に入るまでを見守った。
先に百均に行くとのことで、荷物持ちをした。
さてメンタルクリニックなのだが、ここで眠気が来てしまいベッドで横になる。
最初こそ「一人で行ってくるよ」と彼女は言ったものの、「たまには一人で行ってみたら」と返したら見事に地雷を踏み抜いてしまった。
甘えで同行を頼んでいるわけじゃない、行きたくても行けない、どうしても行けないとベッドの隣で伏せて泣き出してしまった。
背中を撫でて宥めるも効果はなく、彼女はPC部屋で風邪薬のODをした。(最近風邪薬を入手して常用が復活している)
その後眠気の限界が来て、ODしたなら一人で行けるんじゃないかと思っていたが甘かった。
彼女がリビングで荷物をおろす動作で目を覚ました。時間は13時ごろ。メルカリの発送作業だけ行けた、とのことだった。
煙草を吸う彼女に話を聞くと「診察には行けなかった」から始まり、「一人じゃコンビニか近くのドラッグストアにしか行けない」「甘えてるわけじゃない」「道のりが長くて、無事に帰って来ることができるか不安で動けなくなる」と涙ながらに話した。
先月だったか「別々に住んで環境を変えたい」という話が持ち上がって、いよいよ彼女から離れられるチャンスが出来たと思っていたが、今は「考え直した。一人じゃなにもできないから一緒にメンタルクリニックの近くに引っ越したい」という考えらしかった。
「理解ある彼くん」を降りようと思っていた自分には青天の霹靂だった。
本当に、どういう決意で前に住んでいたメンタルクリニックに近い地域から離れたのかわけが分からなかった。
そう、イツカはそろそろ「理解ある彼くん」を目指すのをやめようとしていた。
支援の仕方を誤ってきて自業自得なのかもしれないが、自分の周りにばらまかれた彼女の不調の地雷を踏んでしまうのが怖くなってしまったのだ。
彼女の顔色に怯えながら、PC前では配信にボイチャにと明るく振る舞う背中を眺め続け、それが終われば「消えたい、死にたい、なにもできない」のサンドバッグになりつづける。
家事にもなかなか手をつけてくれないので、そこも負担に感じている。
仕事が終わる時間帯を把握してくれるようになったので、何度か炊飯をお願いすることがあった。一度もやってくれなかったけど。
かといって家事をお願いして「やりたくてもできない」と泣かれるのもキツいので、今はもう「自分は「理解ある彼くん」じゃなくて「彼女のATMで奴隷」なんだ」くらいに考えないとやっていけない。
ふてくされていてもしかたないので、パソコン作業に集中することにした。久々にパソコンを開いて、記憶を頼りにいろいろといじった。
そのうちに彼女はODの効果が出てきたのか、それとも断捨離に没頭してテンションが上がったのか(たぶん両方)機嫌はなおっていた。
というより、元々そんなに引きずるタイプではないというか。波が激しいといえばそうだけれど、立ち直りが早いのは羨ましい。
夕方になってお蕎麦が食べたいと彼女が行ったので、ドラッグストアへ買い出しに行った。
ちょうど値引きが始まっていて、お蕎麦もゲットできた。
歩いて帰る途中、彼女が「寝てなくて限界」と言っていた。
食事を済ませたら彼女は寝てしまった。
最近こうして夜の薬が飲めてないことが多い。
自分も眠たくなってきたので、ベッドに入った。
明日は図書館に行きたい。読みたい本があるわけではないが、行けば何かあるだろう。
よろしければ支援をお願いします。いつかのために、大事に使わせていただきます。