麻雀ファンキーレモンのひみつ
昔書きかけたフリー雀荘ネタ。
ファンキーレモンというフリー雀荘があります。
レモン牌というクレイジーなキラキラ牌が入っているのが特徴的な雀荘です。
今回はこの雀荘でボクが勝手に「レモン打法」と呼んでるセオリーを紹介します。
はじめに
まずはこちらをご覧ください。
上の牌姿だと1pを切って西を安全牌として残す人が多そうですよね。
受け入れ枚数に差はない。
だったら他家の先制リーチに備えて安牌を残す。
うむ、とても合理的です。
①と②はそれでいいです。
問題は③なんだよなぁ。
麻雀脳をやわらかく
結論から言うと③では1pを切らないほうがいいです。
③の1pは不要牌ではありません。とても重要な役割を果たしています。
ボクは麻雀メンタリストなので初心者の思考回路が読めますよ。
初心者のアナタ!きっとこうブロック分けしてますよね?
やっぱりそうか〜
初心者のうちはみんなリャンメン大好きです。2-5pと7pの受け入れ。自然とそういう並びに見えてしまうのでしょう。
レモン打法の使い手はこう解釈します。
「2-5pと7p」の受け入れではなく「2pと5pと7p」の独立受け入れです。
これだけだと「受け入れ枚数が同じならいいじゃないか!」と思うかもしれませんね。では実際にテンパイしたときを考えてみましょう。
レモン打法
「カンチャン5は最終形」
巷のフリー雀荘でよくあることわざです。コレを念頭に置いてください。
では、それぞれパターン分けしてみます。
■カン2から埋まった場合
1pを残した場合は5と7で待ちを選べますね。素晴らしい。
これは468のリャンカンがうまく機能しているからです。やはり1pは不要牌ではなかったんだ!
ファンレモならカン5pで最終形即リーチ!🍋来い!
虹7が入っている店ではカン7p!🌈来い!
昭和雀士が多そうなら4p切りのモロ引っかけ!👴来い!
こういう選択が出来るのは大きなメリットですね。
一方1pを切ってしまうと…
はい。ただのカン7pしか残りません。さよならレモン🍋5p…
夢ならばどれほどよかったでしょう。オェぇ!と後から気づいても遅いです。
This is レモン打法。はい次。
■カン5から埋まった場合
カンチャン5から埋まった場合は2pと7pの待ち選択が可能です。ほとんどの場合はカン2pで即リーチですね。
一方、1pを切ってしまった場合は
カン7pしか選べません!28と37では愚形のアガリ率が5%くらい違うし、7pが3枚切れになってしまったらもう絶望ですよね。
山に残ってそうな牌、相手の不要そうな牌、ワンチャンスになりそうな牌、スライドで出てきそうな牌。色々比較して選択肢が多いほど腕が出るらしいですよ。技術介入〜!
■カン7から埋まった場合
結果論ですが、1pを残した意味はありませんでした。
「宣言牌の裏スジ!」とか言って2pが切られるのを待ちましょう…じゃなくてレモン🍋来い!🥺来い!
おわりに
「レモン打法」いかがでしたか?
この形、体感1日1回くらいは遭遇します。意外と気づいてないだけで結構頻出なはずなんですよね。「サファイア」とか「スリべ虹7」とか四麻でも三麻でもアチアチの牌が入ってるときは必ず使えます。"13/468"の対称形である"246/79"も見落とさないように注意してください。2,8に特殊牌が入ってるときも同じですよ。
これで勝てたという人、もしいたらぜひTwitterなどで報告して下さいね(※ちなみにワタシはこれでいつもボッコボコにやられています。やはり麻雀は運です。みんな強すぎぃ!!)
ではどこかの雀荘で会いましょう🍺