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読書note①『ACTION READING』

記念すべき一発目の読書noteは赤羽雄二著『ACTION READING』。

記事「はじめに」で書いたとおり、noteを始めるきっかけは「言語化」する能力を磨くため。Amazonで「言語化」で検索して、読んでみたいと思った2冊のうちの1冊がこの本。

100冊積読するより、1冊しっかり読んで小さくてもいいから行動に移す方が良いというのが本書のコンセプト。5章構成で、3章まではあまりにも読みやすかったせいか、線を引いた箇所なし。。このまま終わってしまうかと思いきや、4章に核心部分というか、自分がこの本を読む価値が書いてありました。

第4章 できる人は、読んだ本をどう活かすか

本を読む目的は人それぞれだけど、「目的があるから読む」という点は共通している(はず)。この本では読書のアウトプットとして「講演をする」というアクションに結びつけるためにはどうすればいいのかについて具体的な行動例が記載されている。

なんとか講演できるだけの知識レベルに到達するためには、

・関心のあるキーワードをネット検索し、記事を100~200読む
・関係する本を10~15冊読む

だけでOKだそう。「そりゃたしかにそれだけ目を通せばそんじょそこらの人たちには負けないレベルに到達するだろう」と思う反面、実際のところ、どのくらいの知識レベルがあれば講演できるレベルに到達するのかというのは経験者にしかわからないことなので、具体の数字を挙げて説明してくれているという点で貴重な記述だと思う。

さらに、「仲間うちではなく、多くの人前で講演する場合にはハードルが上がり、次のようなステップを踏む必要がある」と続ける。

【ステップ1】5年後の目標を踏まえて、1年後、自分はどういう人になりたいか、どういう評判を得たいか、どういうタイトルでどういう講演をしたいか、どんな人が競合になるかを1ページに整理する。
【ステップ2】その目標に向かって本を読むと同時に、関連分野のキーワード数十個をGoogleアラートに登録し、毎日記事を見て、徹底的に知見を深める。
【ステップ3】自分のブログに書くブログタイトルを20個ほどリストアップする。このとき、ステップ1で整理した「どういう講演タイトルを狙うか」に沿って、講演会を企画しているコミュニティの関係者にアピールしそうなブログタイトルにする。
【ステップ4】ブログを週1~2本書く。

かなり具体的かつ戦略的。さっそくGoogleアラートに関心のあるキーワードを登録してみた(HRM、DX、エンゲージメント、組織行動、組織開発、ワインなどなど)。

読んだら「チャレンジシート」に書いて宣言し、実行する

これがこの本の神髄ではないかと。

「この本を読んだ目的、ねらい」「読んでよかったこと、感じたこと」「この本を読んで、自分は今から何をするか」「3か月後には何をするか、どうなっていたいか」を1枚紙に整理するというもの。

パワポに一つテンプレをつくり、1冊読んだら上記4点をまとめる。という作業を繰り返していく。実際この本を読み、この本に関するチャレンジシートを作成し、Googleアラートも登録し、ブログ(note)も始めたので、出だしは好調。この調子で、この本で得られたものを大切にしていきたい。

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