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11月19日(火):誰もが楽しめるカタチの「ミニらいとモルック」

年齢や障害の有無に関係なく遊べるユニバーサルスポーツ「モルック」に関連して、先般にはその用具を小型軽量化した「ミニらいとモルック」の人気が広がっている旨の記事を目にしました。

我が家も以前にモルックを購入して、子ども達と一緒に楽しんでいる旨は以前にもnoteの記事にアップをしたことがあります。

そんなこともあって先の記事に思わず目を引かれた次第です。

記事によれば「ミニらいとモルック」は投げる木の棒が通常サイズの5分の1程度の約80グラムと軽くなり、長さも半分ほどの13センチで握りやすく投げやすい形にサイズダウンをしたのが最大の特徴になっています。

同記事ではこちらを考案した方の経緯にも触れられており、元々ボランティアで障害者や高齢者の施設を訪問して、趣味だったモルックをレクリエーションとして紹介していたといいます。

ただ当初のモルックだと棒が重くて投げるのを怖がったり、狙ったところに届かなかったりした人がほとんどだったことから、「どんな人でも対等に遊べるように」との意図で、弱い力でもピンが倒れるよう試作を重ねて今に至ったとのことです。

たしかにモルックは木で出来ていることもあり、握るとしっかりとした重みを感じるものではあったから、「誰にでも」という開かれた遊びにしていくには、ダウンサイジングによる軽量化はひとつでしょうね。

今回の「ミニらいとモルック」のほかでも、最近は誰でも楽しめるようにアレンジしたニュースポーツや生涯スポーツ、ユニバーサルスポーツが増えていますが、それらは以下のような観点が盛り込まれています。

・走らないようにする

・コート(競技スペース)を狭くする

・プレイヤー同士の接触なし

・スピード感を引き下げる

・モノを扱いにくくする

・道具を変える(大きく・小さく・重く・軽くなど)

先に触れた「ミニらいとモルック」であれば、道具を「小さく&軽く」するアプローチですね。

年齢を重ねた先でそのスポーツが「できなくなってしまう理由」や初めての方、ハンデのある方が「参加しにくい理由」を裏返して取り除いていけば、自然と多くの人が楽しめるスポーツへ仕立て直すことができます。

従来のモルックも、そしてミニらいとモルックも、それぞれの良さや面白さがあるので、そこに集う皆が楽しめる形でプレーができれば一番ですね!

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