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8月13日(土):意義ある学生の職業体験

先般には自社の運営するフィットネスクラブへ地域の私立高校から2名の学生が3日間の職業体験に来ていました。

学生のうちにこうやって直接的に何らかの仕事に触れる機会があるのは非常に良いことだと思います。

それによって働くことの意義について考えたり、自分の将来像を具体的に描くきっかけにもなるからです。

なんでもそうですが、教科書や授業で学ぶこと以上に自分で見聞きしたものや直接的な経験のほうが強く自分に残るものです。

私が中学生や高校生の頃には残念ながらこうした機会はなかったので、率直にうらやましいぐらいですね。

自分の家が自営業などをしている家庭だと日常的に親が働いている場を目にするし、目の前の光景から仕事や商いに肌感覚として触れることができます。

これに対して会社員や公務員のような家庭だと、子どもの日常のなかで親の働く場面に触れることはないし、実際に自分がそうしたなかに身を置く機会は皆無です。

だから仕事や働くことが、どこか「ぼんやり」としたイメージに留まってしまいがちな気がします。

でも、今回の職業体験のような直接的な場があることで、リアリティのあるものとしてそれを捉えることができるようになるのは確かでしょう。

ちなみに同地域では中学生時代に職業体験をする「トライやる・ウィーク」という仕組みがあります。

こちらは20年以上も前から実施されていて、中学生や高校生の職業体験として当時では先駆的な取り組みだったのだと思います。

現在は職業体験を実施する地域も広がっていますが、前述したプログラムでは中学生時点で5日間の職業体験をすることになっていて、その期間などは一般的なものよりも長く、そこに力を割いてきた足跡も感じられますね。

中学生年代、そして高校生年代など、幾つかの年代にまたがりながら、こうした取り組みがいっそうの広がりにつながっていけばと感じた次第です。


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