10月11日(火):賑わいを取り戻す秋に
先日は家族で横浜の中華街や山下公園あたりへ遊びに行きました。
偶然にも山下公園ではワールドフェスタというイベントが開催中とあって賑やかでしたね。
同イベントは世界の衣・食・住・遊を集めた場で、広場には様々な国のブースが出ていたり、音楽の演奏がされるなかで日本の音楽・芸能として和太鼓の演奏を見ることができました。
演奏をしていたのは全国大会にも出場した高校の和太鼓部ということでしたが、腹に響く太鼓の音や振動と、彼らの気持ちのこもった叩きっぷりが素晴らしかったです。
気づけば我が家の小学生の子どもたちも真剣に聞き入っていましたからね。
その昔、私が小学生・中学生の時は地元のお祭りの際に山車の上で太鼓を叩いていたので、そんな記憶も少しばかり呼び覚まされました。
最近は太鼓の音を聞く機会そのものが減ってしまいましたが、音や迫力にしても、また文化的な意味合いでも太鼓って良いものだなと思った次第です。
そのあとに山下公園を散歩していると、外れの一角では大道芸をしているパフォーマーもいて、そこでも足を止めながら子供たちと一緒にジャグリングなどのパフォーマンスに魅入っていました。
ちなみに私は大道芸も結構好きですね。
ご存知の方は少ないかもしれませんが、静岡県では文化の日のタイミングとあわせて、かねてから大道芸ワールドカップが行われています。
この2年ほどはコロナの影響で中止になっていましたが、私はこれまで2回ほど大道芸ワールドカップを見に行ったこともあります。
駿府公園を中心に市街地での道路、あるいはちょっとした広場など、様々なところにパフォーマーがいて、コミカルなものから大技まで様々なパフォーマンスを見せてくれるので、とにかく楽しいひと時が過ごせるからおススメです。
余談から話を戻すと、山下公園でパフォーマンスをしていた方が最後に話をしていたのは、「皆さんの前でパフォーマンスをして拍手をもらえるのが素直に嬉しい」ということでした。
この2年ほどはコロナによって多くのイベント、場が中止になってしまい、人前に立ってパフォーマンスをすることすらままならない日々だったことを考えると、そのことは理解ができます。
加えてパフォーマーの方々は固定給のようなものがあるわけではないから、収入の面でも相当に苦しかったであろうことはうかがえます。
コロナのなかで仕事や生活が激変した人から、そこまで遜色なかった人まで影響度は濃淡があって様々ですが、日常や賑わいを取り戻していく秋になれば良いなと思っています。