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12月8日(木):新たな視聴環境と視聴体験で熱狂を担ったABEMAに感謝

本日もサッカーW杯に関連した話をもう少しばかり。

日本のサッカー熱がやや薄れかけていたなかで再び熱狂をもたらしてくれた日本代表への感謝はもちろんですが、今大会での感謝といえばABEMAですね。

全64試合の無料生中継は本当に有難いし、試合のダイジェストやゴールシーンの即時編集、リアルタイムで見れなかった試合の見逃し視聴など、これまでのどの大会よりも充実した視聴環境を提供してくれています。

また日本代表戦では本田選手の解説なども話題になりましたが、そうしたセットアップも含めた新しい視聴体験が多くの人を呼びこむ結果にもつながったのだと思います。

実際にクロアチア戦では24時からのキックオフでしたが、アクセスした人は2,000万人を超えて、一時期は入場制限にもいたったといいますからね。

それだけ多くの人の耳目を集められたのもABEMAの存在があってこそだと思います。

ABEMAがW杯の放映を決めたのは日本がW杯出場を決める前のタイミングだったので、その時点で200億円以上と言われる放映権を得るのは簡単な決断ではなかったはずです。

実際に放映権料の高騰で民放の幾つかはそこから降りていた事実もありました。

そうしたなかでの英断によって前述したような視聴環境、視聴体験がもたらされ、今回のような盛り上がりの一端を担った面は間違いありません。

スポーツ誌「Number」のweb記事でサイバーエージェントの藤田社長のインタビューもありましたが、これまで様々な事業をやってきたけれども今回が一番周囲から感謝された、と笑いながら語っている文面もありましたが、本当にサッカーファンは同様に感謝の気持ちだったと思いますね。

W杯のアジア最終予選で日本がW杯出場を決める試合はDAZNによる独占放送により、地上波での放送がなかったこともありましたが、良い視聴環境があることで賑わいやサッカー文化が醸成される面はあるので、今後もABEMAには期待をしたいところです。

早いもので今大会のW杯も決勝まで残すところ、あと8試合のみになりました。

このあともABEMAでW杯を楽しませてもらいつつ、今後のABEMAも応援していきたいと思った次第です。


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