「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論452」
みなさん こんにちは アバター近藤です。
「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。
「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。
~Fitness Business通巻第9号(2003.11.25発行)「定着志向のクラブづくり」21~※名称等は当時、一部文章省略
4.定着志向のマーケティングとセールス
(3)システム全体の整合
私たちが売っているのは夢です。
そしてそれが必ず叶うという自信です。
そのためのサポートを私たちはしているのです。
私たちが携わっているフィットネスビジネスというのは、人々が生活の質を高めるために、とても多くのことができるのです。
人々にエネルギーや体力を提供し、ストレスを除き、人々をハッピーにさせることができます。
あるいは人々に出会いの機会を提供することもできます。
着たい服が着れるようにすることもできます。
子供を抱きかかえてずっと歩き続けるようにすることもできます。
フィットネスビジネスとはなんて素晴らしいものでしょう。
各々のお客様の夢が何かを見つけ、それを確実に提供できるということを証明しましょう。
そして自信を持って頂きましょう。
日本のクラブはもっと成長するはずです。
今日、話したシステムを是非、取り入れてみて下さい。
日本の製造業が世界一と言われるほどに成長したように、日本はフィットネスビジネスでも世界一になって下さい。
パイオニアになれる要素を日本人はたくさん備えています。
お客様1人ひとりを1日目からきちんとフォローするようにすることが一番のポイントになるかと思います。
今日はどうもありがとうございます。
~ここまで~
フィットネスビジネスに25年以上、身を置いてきた立場から、改めて記事から受け取れるメッセージは、この事業の可能性を信じて、顧客サポートに集中すれば未来は開けるということだと思います。
長く業界に携わっていくと、ご意見やクレーム等顧客とのマイナスの関係性に目を奪われ、できるだけ遠目に見ていたいという気持ちになりがちですが、その状態で経営・運営していった場合、むしろ関係性は殺伐としたものになると考えた方が良いでしょう。
無人化やIT活用は、あくまで顧客サポートにリソースを重点配分するために導入するという思考が必要なのだとアバター近藤は考えます。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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