5月9日(木):各地で広がる「ガンダムマンホールプロジェクト」
先般に千葉県山武市でアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズのキャラクターがデザインされたマンホールのふた2枚を、さんぶの森公園(同市埴谷)などに設置した旨のリリースがありました。
マンホールのふたはバンダイナムコグループが全国で展開する「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環で寄贈されたものです。
ガンダムマンホールプロジェクトは、全国のさまざまな場所に、ガンダムのキャラクターとその街の特色をデザインしたマンホールのふたを設置し、地域活性化を図る取り組みです。
ちなみに今回の山武市は「ガンダム」と「ゾック」をあしらった2枚です。
同プロジェクトが立ち上がって認知が広がると人気を博し、各自治体からの応募が殺到したこともあり、今から2年前の2022年6月には募集が一時停止となりました。
やはりガンダムの人気はスゴイですね。
なお現在も同プロジェクトの新規受付は停止したままで、その時までに応募があった各自治体への対応を2年ほどかけて順次進めている最中です。
5月だと今回の千葉県山武市のほか、新潟県南魚沼市でも新規設置のリリースがされており、2024年度中に全国20以上の自治体で設置される予定となっています。
私の住む神奈川県ではガンダムの作者である富野さんの出身地である小田原には「ガンダム」と「シャア専用ズゴック」の2枚が、また宇宙探査船「はやぶさ」の故郷である相模原市には「ガンダム」と「ザク」の2枚が設置されるなどしていますね。
全国のガンダムのマンホールを探して歩くガンダムマンホールツーリズムなんて企画も面白そうです。
今回はバンダイナムコグループによる寄贈の企画ゆえに各自治体からの応募が殺到した面もあるのでしょうが、人気のアニメやキャラクターなど、魅力あるコンテンツは地域活性化にも大いに寄与するのは確かです。
アニメ、ゲーム、マンガなど日本ほどこうした魅力あるコンテンツが豊富な国もありませんから、これらを有効活用することでの地域活性化やインバウンド需要を喚起できるでしょう。
本プロジェクトはマンホールというインフラにコンテンツを掛け合わせた形ですが、こうした「インフラ×人気コンテンツ」の活用事例がもっと広がっていけば良いですね。
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