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8月7日(月):サーフボードのサブスクサービス

先月末には茅ヶ崎南口にあるムラサキスポーツの1階部分が「SURFBOARD STATION」としてリニューアルオープンしました。

こちらは本日のタイトルにも記したようにサーフボードのサブスクリプションサービスを提供する店舗になっています。

同サービスは世界中から集められた人気サーフボード約150本の中から、気になるサーフボードを好きなだけ乗ることができるサービスです。

気兼ねなく様々なボードを使ってサーフィンを楽しんでもらい、そうした方々が集うコミュニティにしたい、との意向のようです。

料金体系は以下の3種類でリリースされています。

[ 30日間 ] 10,000円
[180日間] 50,000円
[365日間] 70,000円

昨今は様々なものがサブスク化をしているから驚きはありませんが、これは日本全国のどこでも成立するものではないので、湘南エリアならではですね。

私は海辺へ行ってもランニングやサイクリングが中心でサーフィンとは無縁で、サーフボードの相場やメンテナンスの手間や時間などが分からないから、先の価格設定の値頃感がピンとこないですが、連日のように海へ入っている方からすれば魅力的なんだろうと思います。

以前にも記しましたが書籍「サブスクリプションの教科書」ではフロー型ビジネスとサブスクリプション型ビジネスとを対比して、その点が明示されています。

例えば従来のようにサーフボードを売り切って終わりのフロー型ビジネスでは「成約(販売)」がゴールになっていて、そのための設計要素になるのは「商品力」「集客力」「営業力」となります。

これに対して今回のようなサブスクリプション型ビジネスでは「継続」がゴールとなり、設計要素は前述した「商品力」「集客力」「営業力」に加えて、「サポート力」と「事務処理能力」が求められる旨の明示です。

なお、ここでいうところの事務処理能力とは契約や支払いに関する金銭授受などの業務を指したものです。

そこは仕組みさえ作ってしまえばそう難しいものではなく、一番の肝は「サポート力」であって、ユーザーの声や動向を注視しながらサーフボードのラインナップを増やしたり、継続したくなるようなイベント運用などの企画力が大事になってきます。

リアルのコト消費におけるサブスク事案として、この先の展開を見守っていきたいと思います。

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