8月9日（水）：ピッチ外の奮闘にも刮目

昨日はJリーグのザスパクサツ群馬が地域共創型コミュニティ「ザスパ共創DAO」をスタートさせたことに触れましたが、本日もその続きをもう少しばかり。

簡単に補足説明をしておくとDAOとは自律分散型組織のことを指し、今回であれば「地域共創型のサッカークラブで繋がりと誇りが溢れる群馬へ」というビジョンに賛同する人々が協力して、自律的に運営されるWeb3のコミュニティになります。

運営形態として組織内の活動は公開・可視化され、メンバーによる投票等によってDAOの意思決定が行われる形になっています。

私自身も実際にトークンを購入してそこに参加をした旨を記しましたが、オンライン上では既にたくさんのルームが立ち上がっていました。

率直に良いなと思ったのは、クラブ内部のプロジェクトなどの取り組みが温度感をもって感じられることです。

先週末の8月6日（日）の試合は「ザスパクサツ群馬VS栃木SC」の北関東ダービーでしたが、その試合に際しては入場者数1万人を目標にした「1万人チャレンジ」が実施されていました。

J1や規模の大きなクラブであれば1万人の観客動員もそう難しいことではありませんが、J2での市民クラブとなればこれは簡単なハードルではありません。

それでも関係各位の尽力によって最終的には10,823人に達して1万人越えが達成されたのは何よりだったし、同時に北関東ダービーにも見事勝利したから、関係各位の喜びもひとしおだったことでしょう。

そうした裏側の努力や熱量のようなものは外側にいるだけではわかりにくく、今回のようなコミュニティに入ってみてはじめて感じたことですね。

ピッチ上での選手たちの戦いはもちろんですが、クラブ内部や裏方での奮闘もまた刮目に値するものです。

此度の地域共創型コミュニティ「ザスパ共創DAO」を通じて、自分自身の見方や感じ方、考え方にも広がりが生まれていく契機になればと思っています。